つれづれのーと...mizuki

 

 

考えること。 - 2004年10月25日(月)

昨日の分から続けて書いちゃってるんだけどね。

新潟中越地震、余震が続いてます。
昨日の分の日記、いろいろ考えながら書いてるので1時間くらいかけてるんです
よね。その間、4〜5回は揺れました。
かなり距離があるのに、これだけ揺れるんだから、新潟は本当に・・・申し訳ない
ですが、考えたくありません。
もしこれが栃木だったらと思うと、きっと私は何も出来なくなってるでしょうね。
たった今(午前1時20分くらい)も揺れました。たぶん震度2くらい。

今年は台風でいろんなところが被害に遭い、今度は地震です。
その度に何か出来ることは・・・と思いつつ何も出来ないでいる私ですが。

以前、阪神大震災で被災した知人と話しているとき、言われたんです。
「金だけ出す奴は偽善だ」と。
どこかで災害に遭うと義援金の受付をやりますよね。
それだけで満足する人は偽善者だ、とその人は言いました。
金を出すなら、必要なモノを「届けて」もらった方がいい、と。
阪神大震災の時に全国から寄せられた支援物資のいくらかが、整理しきれず手つ
かずになってしまった地域があると後に聞きました。
個人で用意できる毛布や衣服、テントなどはたかがしれています。
ある程度まとまった量でならともかく、少量の物資として送り、手に余ってしま
うのなら、現金の形でしかるべき機関に託して本当に必要なものに使ってもらう
ことは偽善なんでしょうか?
物資として送る・届ける、現地に赴いて手伝いする、それが正しいんでしょうか?


さっきの地震の震源地は茨城県付近だそうです。


気持ちの問題だ、とその人は言いました。
義援金を出す。
毛布を届ける。
被災地で手伝う。
被害に遭われた人のために、と思う気持ちは同じじゃないんですか?
皆が皆、現地に赴くことは出来ません。
だから、せめて何かの形で役立ててもらおうと思う気持ちがあるから、義援金が
集まるんじゃないんですか?
金を出しとけばいいって思ってる人はほとんどいないと思います。
いないとも言い切れないけど。

新潟中越地震の被災地に手伝いに行くことはないと思います。
余震が続く中、警察や自衛隊でもない一民間人で、現地の詳細も解らない他県の
人間が出向いても迷惑になるだけです。
地震がもう起きない、現地に行っても迷惑にならないと判れば、考えます。

今日、試合会場で災害被災地支援の義援金を集めていました。
詳細は聞きそびれましたが、バックスの名前で支援団体に送るんだそうです。
コンビニおにぎり10個分くらいにしかならない額ですが、義援金箱に入れて来ま
した。微々たる額ですよね。でも、それが誰かの食事になれば、震えてる誰かが
温まるための毛布になれば。

何が正義で何が偽善なのか、私には答が出せません。
上に書いたことが偽善でしかないと言われれば、それまでですが。
偽善者だと言われても、私に出来ることは限られてるのです。
出来ることをやるべき時にやる。
私は間違っているんでしょうか。


...




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