■2012年08月10日(金) 割れたお皿
割れてしまったお皿が決して元に戻らないように、ヒビの入った人間関係の修復も難しい。 ある人との関係が悪化して半年が経った。 おそらくもう2度と前のような良好な関係には戻れないし、戻りたいとも思わないから修復はほぼ不可能に近い。
「私は苦手なんだから、(それをするのは)やめてほしい」 と頼んだことへの返答が、 「えー、(それをしない)自信ないなあ。(笑)」 だった。 別に、難しいことを頼んだつもりはない。全面的にやめろと言ったわけでもない。 ただ、私の前でだけ、それをやるのは遠慮して欲しいと頼んだだけだった。
その相手とは月に1度、数時間会う程度なのだし、その短い時間にそれをしないことでその人自身が苦痛だったり不自由を感じるようなことでもなかった。 それにも関わらずこの返答だったということは、言外に、 「あなた(=私)を思いやるより、自分がやりたいようにやることを優先する」 と宣言されたも同じだと、私は受け取った。
それ以来、その人への信頼も親近感もなくなり、距離を置いている。
割れてしまったお皿は2度と元には戻らない。たとえお気に入りだったとしても、捨てるしかない。 きっと、そう遠くない時期に。
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