時のしらべ 静寂の月

穏やかに優しく時を過ごしていきたい。
心に淀む澱(おり)を解き放ち、自己を見つめ直し、闇に沈むことなく生きられますように。

2009年04月09日(木) 制作側の意図がミエミエ

あまり人様の感想とか読んだりしないんだけど、「地獄少女 三鼎」最終話は納得がいかなかったので、他の人はどう感じてるのかと、ちょろちょろっと見てみましたらば、好意的な感想が多かったんで、ちょっとびっくり。私の感覚がおかしいんだろうか、と思ったけど、チラホラと同じような感想書いている人もいて、ちょっとホッ。

やっぱりさ、あいがゆずきの身代わりを自ら買って出るっておかしくない?
「あなたは私なの」
って言ってるけど、実際のとこ別人なわけでしょ。ゆずきの境遇があいと似ていて、そこに共感・同情したのだとしても、自分を犠牲にしてまで助けようという気持ちになるだろうか。しかも、永遠に「地獄少女であること」をやめられなくなってまで。
そこまで重いリスクを背負ってまでゆずきを助ける気持ちがわからない。
結局、あいは“地獄少女というお仕事”が好きなんだ、とでも思わなきゃ納得できないわけですよ。

まあ、一番納得のいく説明は、「あいに地獄少女を続けさせるためにスタッフがこじつけたご都合主義」というものなんだけどねぇ。たぶんこれ、続くよね。アホらし。ようやく解放されたあいが、人気にしがみつく制作側のせいでまた呼び戻されちゃったなんて、気の毒としか言いようがありません。(笑)

とか言いつつ、またあれば観るとは思うけど……なんかねぇ。三期、いらなかったな。
本当に、二籠で終わっててほしかった。



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