ごみ箱

2003年09月10日(水) 帰省

昨日RIZEのライブだったので、いとこのうちに泊まり、
昼ごろに起きて帰ってきました。
お兄ちゃんは(いとこのね)まったく帰ってくる気配もなく、
私は一回も顔を見ずに帰路に着きました。
いつものことですが。。。

やっぱりお家が一番です。
中途覚醒がひどく、全く寝れませんでした。
もちろんJESSEから携帯の連絡はなく、まぁこれが現実だなとかみ締めて帰りました。

かなり疲れてジムどころではありませんでした。
RIZEのライブは本当に戦場のようになるので、
もう結構年を食っている私は、次の日にどっと疲れが出てしまうんですね

でもそれでも行きたいと思うのは、彼らのソウルをかんじたいからなんでしょうか

当初は18切符をつかって少しでも安く上げようと思っていたのですが、
あまりにも疲れたので、新幹線で帰ってきてしまいました。
この辺の感覚がもう麻痺してます。
これが怖いんですよね。。。
普通と違う家庭にう生まれたものの恐怖。
これは決して悪い冗談でもなく、
全く自慢でもありません。

本当に怖いことなのです。
お金に対して執着心はあるんだけれど、
あれば、自分の体を優先させてしまい、
それが許される環境にいるということ。
お母さんも帰ってきての第一声、
「あらはやいじゃない」
そりゃそうだよ。。。
鈍行瀬帰ってくるつもり、もしくはハイウェイバスで帰ってくるつもりがしんかんせんになってしまったんだもん。
しかももっと重要な要因は、
人の家にいると落ち着かないということです。
いくら毎週のように通っていたいとこの部屋でも
やっぱり自分の部屋ではないのです。

空気も違う、色も違う、音も、そして感触も。

何もかもが違うのは私にとって居心地の悪い何者でもありません。

そういうところで、吉本ばななさんの本は共感しますね。
彼女の作品の中の主人公はだいたい、自分の居場所というものをもっていて、
そこから離れると調子が悪くなってしまうんです。

最近では、王国、ハゴロモ、デッドエンドの思い出などが新しい本です。
私は昔の新人賞をとったころの吉本ばなながすき。
さいきんは”よしもとばなな”に改名しました。
昔の小説はすごく神秘的なのですが、
私にはかけないし、考えたこともない感覚が沢山出てきます。
そのセンスが本当に好きだったんですが。
やはり人間こんなに書き続けると似たようなものがどうしてもでてきてしまうんですね

今の一押しは王国です。
都会で汚染されてしまった心をもったかたには絶対読んでいただきたい。
私はこの本を読んで進路に対する考え方が少し変りました。
ただお金を稼ぐためにだけ仕事をするとか会社を設立するとか、そんなゆめでいいのかなと、まじめに考えさせられる本でした。

もしよかったらどうぞ


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