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2003年04月25日(金) 出会い系日記・・・ノブの場合1

『俺は、ノブ(仮名)といいます。○○市に住んでて、172、63の22才です。趣味は映画・買い物・スノボ・バイク(ハーレー)です。芸能人でいうとイノッチに似てるって言われます。こんな俺ですがメール待ってます』

こんなメールでノブとのメールが始まりました。
ノブは、すっごいメールマメな人で、それはもうしょっちゅうメールがきました。
あなたいつ働いてるの?ってくらいに(笑)
なんか親が自営業でそれの手伝いと、あとアパート経営をしてるからその管理人をしてるって言ってたんですけど、もーほんとにメールがきましたね。
ノブのメール2通に対して、私が1通ってくらい。
それでも全然気にしない人でした。

だんだん私はノブがうっとおしくなっていって、ノブのメール4通にたいして私が1通くらいのペースになり、とっても微妙なメル友続行中だったんですが。
ノブは「今度良かったら遊ぼう?」って丁重だけどものすごい回数、遊びの誘いをしてきました。
私はそのたびに、「あーその日はちょっと用事がー」って断ってたんですけど、なんでかメル友は続いていたんです。

そんなある日。
私は隣の市へライブを見にいきました。
ライブ後友達と隣の市で飲んで、ふらふらのまま終電で帰ろうと駅へ。
駅について、ホームに入り携帯をチェックすると、
ノブからメールがきていたんです。
酔っ払っていたのと、すごく肌寒い日だったのと、駅から自分の家までが徒歩で30分くらいの距離だったことがあって、ノブにこんなメールを打ちました。

『今日ライブで△△市にきてて、今帰るんだけどー、駅から家まで遠いー!!迎えに来てー!!(笑)』

半分は冗談のつもりでした。
マジで?(笑)とか言われたら、冗談だから♪って返すつもりの。
そしたら、ノブが、
『わかった、迎えに行くよー』って言うんです。

『え?ほんとに?会った事もない私を迎えに来るの?(笑)』
『うん、別に暇だしいいよ』
『あ、そうなんだ・・・じゃあ駅の前にいてくれる?』
『郵便局の前に赤い車で行くから、その車みつけてね』
『ありがと・・・』

身から出たサビとはまさにこのことです。
でもそこは酔っ払い・綾香です。

まーいっか。

アルコールが入るとすぐまーいっかって思っちゃうからだめなんだよな。
だからいろいろやっちゃうんだよね・・・。
ってわけでその時も、別にどうなろうとしったこっちゃねー(自分のことなのに)とか思いつつ、終電に乗ったわけです。

駅に着いて、外に出てみるとおそろしく冷たい春風が吹いてました。
駅から郵便局まで徒歩5分。
赤い車が、止まっていました。

どう見てもそれなんだけど、違ってたら恥ずかしいしどうしようって思っていると、助手席の窓があきました。
「綾香ちゃん?」
「そうです」
「乗って」

私は車に乗り込みました。
第一声、ノブはこう言いました。
「ほんとに酔っ払って迎えに来いなんて言うんだもんなー(笑)」

あははは、ごめんなさい。

ノブは、赤系のネルシャツをはおって、ジーンズ、白いTシャツ・・・。
極めつけは、くせ毛の髪をオールバックで無造作にまとめてるロン毛。

ぎゃーーーーーー!!!!!!!!
私ロン毛が大っ嫌いなんだよーーーー!!!!!!!!!!

いきなり前途多難なはじまりです。


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パッと見、牧場で働いてそうな感じです(笑)


続く。


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私が出会い系を楽しんでた頃って、まだそんなに写メールが出回ってなかったから、顔を見てから会うってことがなかったんですよね。
顔を見てからなら失敗もなかったかもしれないのに(笑)
自分のことを棚にあげて言うけど、
自己申告ほど当てにならないものはないです(笑)


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