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2004年10月23日(土) 身近な震災

いつもよりお茶の時間が長引いた。

たくさんお稽古出来てうれしかった。

家に着いたら、父、姉、甥、姪、の兄以外の家族が全員そろっていた。


お帰り。と飛びついてくる姪を抱きしめ、一人仏間で着物を脱いだ。

ずん・・

とくる、目眩のような視界のブレ。


貧血か?と思った矢先、激しい横揺れが襲う。

きゃーという姪の悲鳴。

大丈夫だから、下に潜りなさい。冷静な姉の声。

映画でも見ているような気分、でも実際に横に激しく揺れる地面。

非常事態。

襦袢を引きずって家族の元へ走った。

子供を保護し、倒れそうなものを押さえる。

止まった・・。




今度は手早く着替えをすまし、TVの地震情報を耳に

火の元確認、避難準備。

また激しい横揺れ。




兄の帰宅。

兄は歯科医だ。

兄の店の薬品が散らばり大変だったそう。

薬局の被害もすごいのではないか。家族と話しながら

皆の無事を喜び、避難準備を終えて家族でじっと情報を観る。




また横揺れ。

3回ほど横揺れが起きたが、横揺れの時間が長いため

船酔いのような、貧血の目眩のような感じが続く。

地面は止まっていても、まだ揺れているような気がする。

気分が悪い。

横揺れの合間に震度3や4が襲う。




わずかな時間なのに

立て続けに起こる揺れ。






知り合いからのメール。

つながらない電話。

ドキドキする心臓と、思った以上に冷静な頭。







少し落ち着いて。。






炊飯器をセット。ご飯が炊けておにぎりを作る。

おにぎりは紙でくるむと乾燥するからラップのままね。

東海大地震に備えていた静岡の姉が言う。

地震なんて考えてもいなかった私は、ただただ感心する。

少しの揺れでも甥や姪がおびえる。

大丈夫だよ。と抱きしめる。


この後も余震が続く・・。


この日はジーンズをはいて、すぐ逃げられる準備をして寝た。

家族のうち誰かが起きていて

眠ってもすぐ目が覚める、不安な夜を過ごした。




凪 |MAILHomePage

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