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2004年07月12日(月) 思い出も理想もすごく綺麗なのに・・

昨日はお姉ちゃんたちの誕生日だった。

7年前の昨日は7.11水害で、その後すぐに総合教科活動で

インタビューに行ったんだ。プールが流された学校の校長先生、

お家が流された方にもお話を伺った。

流木が引っかかった橋を見た。

建設途中のダムも見にいった。


インタビューの仕方を学んだ。

身分を名乗る、どういう目的で来たかを伝える、質問はイエス・ノーで答えられるように。

でもそれ以上に、人の気持ちを学んだ。

「おうちが流されて悲しいですか?」そんなのイエスに決まってる。

わかってるんだから、わざわざ言わせないで欲しい。

そういう簡単なことすら、インタビューをした“結果”を残したい。

という、安直な気持ちでずうずうしく押し通そうとしてた。

でも、目の前でおじいちゃんがいたお墓が流された。って、肩を震わせている

おばあさんを見て、結局なにもインタビューできなくて、皆で背中を撫でて

ありがとうございました。って、頭を下げて帰ってくることしか出来なかった。


それでも、何かを感じて一所懸命伝えようと、言葉をぐるぐると紙の上でかき回してた。




あれから何年もたつけど、昨日のことみたいに思い出せる。

いつものように先生に報告して、もらった言葉も、自信も、

卒業の時に、先生に会えなくなるのが悲しくて泣きながら握った先生のシャツも

「お前たちが3年生になるまでいるよ」と言いながら笑った先生の笑顔も、

文集の中の「振り返らずに前進しなさい」っていう力強い言葉も、

ずっと今の私に繋がってる、響いてる。



そう考えると、中学・高校の先生の内容の希薄だったこと。

確かに、一番擦れてる時期ではあったけど、誰も触れて来ようとしなかったのが更に痛いよなぁ。

でもきっと、一人で考える事で得たものも何かあったんだ。



私はすごく運が良くて、出会うべき人に出会うべき時に会っている。

どうしたらいいの?って、上も下もわからずにもがいてる時

こうしなきゃいけないんだ。って思い込みすぎて苦しくなった時

必ず、人と会う。

深海に消えない光を入れる、壁に穴を開けて未来を見せてくれる、

人によって方法は様々だけど、誰もが自信をくれて励ましてくれて

時には怒ってくれたり、親とは違う目線で私を見守っていてくれる。


そういうひとにはすごく感謝したい。

でも今の私には、期待を裏切らないようにもっともっと努力するだけ。

結果は今は見えない。

でもいつか、私に会えてよかったと思ってもらえたら

少しは成長したって感じていいですか?



あぁ。はやくそうなりたい。

期待と理想で頭は一杯なのに、

不安と貧相な現実で胸は一杯。




負けたくないから、今日も頑張る。








凪 |MAILHomePage

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