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diary of teo sylvania

2002年06月05日(水)

好ましい呼び方。

以前友達から、聞いたのだが、

白人系の人に対して、「White」と呼ぶのはよくないらしい。
その友達のクラスメイトが、「White」と呼ばれるのを拒否した事から、知ったらしい。

もちろん、黒人系の人に「Black」と呼ぶのはよくない。「Afro(アフリカから来た人)」か「Africanアフリカン」と呼ぶ方がいい。日本人が、「Yellow」と呼ばれるのがよく思わないように。


じゃ、白人系の方をどう呼ぶのがいいか?

そのクラスメイトは、「Caucasian(コケイジアン)」と呼ばれるのがいいらしい。

Caucasianは、コーカサス地方から来た人のことをさす。コーカサス、又の名をカフカスといい、黒海とカスピ湖の間の地方の事を指す。ヨーロッパの民族は、ここから発祥してきたといわれている。
確かに、もっともらしい呼び方だと思う。おれたち日本人が、「Mongolian(モンゴリアン)」と呼ばれるように。


しかし、実はこれにも問題があるのだ。

コーカサス地方から発祥した民族は、ヨーロッパの民族だけでなく、中東アジア、インド系の民族もといわれているのだ。

つまり、中東の人もインドの人も、「Caucasian(コケイジアン)」に含まれる。別に白人系の人だけじゃないのだ。


やはり、人種の呼び方は難しい。

どちらにしろ、英語にしろ、日本語にしろ、人を"色"で呼ぶのは、よくない事は確かだ。



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hisa(nabe)

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