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diary of teo sylvania

2002年01月08日(火)

先手

昨日、ルームメイトが、彼のパソコンからウィルスを発見した。
どうやら、韓国の友達からきいてそのとおりやったら発見したらしい。

たしかに、週に一回、ただ"Re."とタイトルだけしか書かれていないメールと"MP3"が言葉が含まれているデータとともに、ウィルスがやってくる。
見も知らない送り主からもあれば、知り合いからもやってくる。
勝手に自己増殖して誰かに自己送信する有名なウィルス。

自分のパソコンは、ウィルスバスターも週に2回更新してチェックしているし、
メールはホットメールでWeb上でしか見ていないから、まず、自分のハードディスクに入る事はないだろうとおもっていた。
でも、ルームメイトは、それとは違う全くの新種と言う。

それで、ルームメイトが友達が聞いた方法で俺のパソコンを検索してみると、
見事そのファイルが発見された。
彼は、それ見ろというふうに、得意満面にすぐ削除してくれた。

ほほー。まだ、未知のウィルスもいるもんだ。
つい、30分前に、ウィルスバスターを更新してチェックをして、
引っかからなかったばかりだっただけに、俺の感心は大きかった。


そして、今日、夕方うとうとしているときに、
なぜか頭の中に、一つの考えが浮かんだ。

ウィルスがの可能性がありますという、偽の情報のメールを送り、
ウィンドウズが必ず持っているあまり有名でないファイルを消去させ、
さらに、自己繁殖する恐れがありますので、防止の為、
この情報を多くの人に伝えてくださいといって、本人の意思でこの偽情報をひろませる。
ウィルスではないが、ウィルス的なチェーンメール(英語名 Hoax Mail)を作り上げる事ができるじゃないか、、。

実際やってみる気はないが、今、本当のたちの悪いウィルスが繁栄している中、
これやったら、ものすごい勢いで、このチェーンメールが繁殖するのは間違いない。

すこし、知能的犯罪者になったような気分。
我ながら、恐ろしいアイデアを考え付いたな自分自身で感心してしまった。


(*誤解のないようにしておくが、実際思うだけで、行動する事はない。
そんな悪い事はできません。)



が、しかし、、、、。


もう既に、誰かやっていた。

ルームメイトが得た情報が、まさにこれだった。

「sulfnbk.exe」 Hoax Mail

もう誰かが考え付いて、しかも、その被害が俺にまで及んでいたと言う事に気づいたとき、

なんか、めちゃくちゃ悔しい。

何が一番悔しいのかというと、なぜ、こういった事を、
最初に述べていたウィルスメールを受け取ったときに思い付かなかったことが一番悔しい。


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hisa(nabe)

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