2001年08月14日(火)
イチロー効果
シアトルのユースホステルにチェックインしたときのこと。 (の日記参照)
だいたい、ユースホステルには、共同のキッチンと、食堂がある。 そのホステルに規模に合わしてかなり広かったりする。 シアトルのホステルのは、大きさとしては広め。 テーブルも、10くらいあり、それぞれいすが、6つくらいある。 コーヒーメーカーもあり、他のユースと違ってやすいのだ。 他のユースは、自動販売機がおいてあるだけだったりするが、 ここのコーヒーは、セルフで、25セントでいい。お代わりは、15セント。 お茶も選べる。 インフォメーションセンターもあり、シアトルの観光情報とか、ここで手に入れる事ができる。 たいがい北米のユースは、世界各地から来るバックパッカーズ、学生が集まる。 だから、ヨーロッパ、北米、南米、中国、韓国とかほんと、国際色豊かな利用者が集まる。日本人もちらほら見かける事もある。 日本のユースホステルは、どっちかと言うと研修センターとしての色が濃いい。
しかし、日曜日。おれが、チェックインを済まして部屋に荷物を置き、食堂に向かったら・・。
すべてのテーブルに、すべてのいすに、
日本人の若造どもが座っていた。
他の国の人は皆無だった。
あまりの圧倒さにビックリし、ちょっと固まってしまい、 そのまま、後ずさりをし、ささくさと、食堂を後にした。 今まで、こっちのユースであれだけの日本人を見たのは、はじめてだった。
その晩、ユースの入り口でたばこを吸っている日本の学生さんと会い、 少しの間はなしていると、
「イチロー効果で日本の人結構来ていますよ。自分を拭くめて」
おれが、チェックインをして後の話をすると、
「え、、そんなに見ていないですよ」
じゃ、おれが見たのは・・
そうこうするうちに、玄関の前の階段から、日本人の若造ども団体さんが、ぞろぞろ集まってきた。
およそ、50人くらい・・
おれと話していた学生もビックリして、あまりの多さにビックリしてからそのまま笑い転げてしまった。
「分かります。これは、ほんとビックリしますよ。」
ユースのスタッフがわらいながら、 日本(の)大学のとあるクラブのメンバーが、来ているとの事。
そこまでして、団体で来たいか? おまえら・・・。
おそるべし、イチロー効果。
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hisa(nabe)
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