2001年01月04日(木)
名字
こっちでは、"ひさ"と呼ばれている。
日本の友達からは、"なべ"と呼ばれている。
上は、自分のファーストネーム、下は、名字から取られている。 しかも、カナダでは、この通称が、友達の間だけでなく、公共の場の人とのやり取りでも使えるというのがおどろきだ。 自分のフルネームをいうのは、最初だけで、後はずっと通称か、ファーストネーム。 ラストネーム(名字)で、呼び合う事はめったに無い。
だから、いまだに、今働いている所のボスやマネージャーの名字を知らない。 しかも、現在一緒に働いているメンバーの名字も知らない。
まじで。
この前、バンクーバーで知り合って、すでに日本に帰国した友達に電話を掛けたときである。 とある用事で電話したのだが、 この時、自分を名乗るとき名字で名乗って、コンタクトを取ろうとした。
「渡辺(おれの名字)といいますが、○○(ファーストネーム)さんいらっしゃいますか?」 「いません。今、出かけています。」 当人の姉かなというらしいひとがでて、すぐ切られた。
後で分かったのだが、 その時、電話で出ていたが、○○さん当人だった。 おれの名字を知らなくて、しかも、おれの声が営業っぽい感じだったから、 ついつい、うそを言ったらしい。
だから、といって家の電話に、 「ひさですが、○○いますか?」 というのも、ものすごく失礼である。日本では。
でも、カナダでは、これが通常である。 名字をほとんど使わない。
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hisa(nabe)
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