西方見聞録...マルコ

 

 

反抗期考 - 2011年11月25日(金)

 最近私の周囲では、中学生あたりからの反抗期子ども育児の壮絶さを語るのがちょぴっとはやっている。なんかみんなスゴイ大変という話はコレでもか!ってかんじで集まるのであるが、そういう場で「イヤうちの上娘は中2ですが、反抗もせずニコニコと機嫌よく過ごしています」なんてまちがってもいえない雰囲気である。

 1号さんの友人の間でもわが反抗の武勇伝語りが流行ってるそうで「きょうはお母さんに物投げつけて泣かしたった」「休日は部屋から絶対一歩も出ない」なんていう自慢話の中で、「最近、天井裏でイタチが騒ぐから、怖くて夜は両親と小学生の妹が寝ている寝室に舞い戻ってみんなで手をつないで寝ている」とはやっぱり口が裂けてもいえないらしい。

 でも反抗期スルーの子ってのはうちの娘に限らず、時々いる。

 話の種にしてもあんまり面白くないし、なんか自立が進んでないとか怒られそうなので、みんな割りと黙っているけど。

 で、周囲の話を総合してどんな場合子どもは反抗期スルーになるか考えてみた。

 1)エネルギッシュな子は反抗しやすく、その反対の子は割りと落ち着いている(Dちゃん案)←Dちゃんちの息子さんとか、うちの上娘が平穏な反抗期を過ごしているのはコレですな。下娘@マグマたぎたぎの人はこの法則を採用すると5年後くらいに家庭は修羅場を迎える予定。

 2)勉強にエネルギー傾けちゃってる子は反抗期しない(Rちゃん案)
←うん、本人もエネルギーを親とのバトルに裂いてらんないだろうし、親も子どもが激しく勉強してればそんなに文句ないだろうからコンフリクトの要因がかなり減るでしょうな

 3)親がアンタの人生は親のもんでなくてアンタのものと割り切ると比較的子どもはラク(ワテクシ案)←コレは我が家が兄貴が激しく反抗して啓蒙された親が私には割りと理解のある親であったことから推察しましたが、私の場合2)と4)もあわせ技であったかも。

 4)兄や姉の激しい反抗の姿を見てその消耗戦を実体験すると弟妹は学習して、その茨の道を避ける。(ワテクシ案)←まあ、コレも私の実感なんです、すみません。

 5)親以外に教師とかその他の抑圧的な存在をターゲットに抑圧の克服行動ができると、親に対しては闘争の必要性がなくなる(Nちゃん案)。←殴られ屋みたいな教師とか塾とかあったらぜひ利用したいです。

 どうっすかね?反抗期。出来れば楽して通りたい、反抗期のお子様の育児道ですな。もちろんあなた(こども)のために、そして私〈親)のためにね。
 


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