西方見聞録...マルコ

 

 

トロント便りータクシードライバーかくかたりき - 2011年11月05日(土)

 ちょっと前からカナダのトロントに来てます。

 皆さんのおしゃべりになる英語がすごく早いです。

 印象に残った町の風景をご紹介。




 これはポストですな。大変カラフルで、何かポストと思えずに通り過ぎちゃいそうでした。




 ハロウィーンのかぼちゃが放置された家の庭先。スーパーとかにもハロウィングッズがありました。




 こちらはなんか町でデモってかキャンペーンしてた人々を激写。
 食品添加物は癌になるから着色料はやめようというキャンペーンでした。、、のどかなキャンペーンです。もう50年位前から欧米のキャンディの色はけば過ぎないかと、きっと世界から思われていたのではないでしょうか、、、。今ころ気付いたか、、。


 さて、いろいろと面白い目にあっていますが、一番すごいのは毎日利用するタクシーのおじさんたちの語りですな。

 最初に乗ったタクシーのおっちゃんは「日本からか?原子力発電所の事故の調子はどうだい?政府は本当のことは言わないと判断のしようがないだろう?」といきなり核心を衝かれました。

 次の日に乗ったタクシーのアフガニスタン難民ドライバーのおじさんは「自分の国以外では誰も家のようにはくつろげないさ、でも家族が難民申請したドイツよりはここのほうがずっと自由、そう自由だよ、うん。ファシストもうようよしてないし、警官も何も聞かない。うん。」と独白から自分の選択を肯定してましたな。

 次の日のインド移民のおじさんは「カナダ人は肉ばっかり食ってよくない。野菜食べなきゃいかん。しかしうちの子どもが、もうカナダナイズされて、肉ばかり食って」と、肉の事を語っていました。

 そんで今日乗ったタクシーのパキスタン人運転手は義理の弟が東京に住んでて阪神大震災のときは救援にも行ったとかですごい日本通で「何で原発事故やったってのに、原発の稼動を止めないんだ?え?企業が経済の失速を恐れてるって?経済なんて、生きててこそだろ?死んじまって何が経済発展だ。早く原発止めて代替エネルギーに切り替えな!」

と激しく熱弁振るわれました。

 みんな語るべきストーリーをもってるな〜

 明日のタクシー運転手は何を語ってくれるのでせうか。楽しみです。

 


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