西方見聞録...マルコ

 

 

実践! キャリア教育 - 2011年10月15日(土)

 あらら、また更新が間遠になっちゃった。
 最近はなんか日記に書いてもあんまり面白くない地味な毎日−申請書書きとか、英文の謎メールを新大陸に夜な夜な送る等−を送っていました。あ、でも子どもの運動会は楽しくはじけました。

 さて物欲炸裂中学生である1号さん@14歳

「おかあちゃ〜ん、お出かけ用にハイカットの靴買って〜」

 と次から次へ心はほしいものへの欲求でいっぱいです。

 基本的に学校の必要品はあめでおさんの安定的なサラリーで支出されるが、学校で必要でないものはマルコのヤマっ気の多い収入から支払われるのが我が家の掟です。ちょっとはおしゃれをしたい中学生はいつもマルコの懐具合にどきどきしてます。

そんで、適当に買ってやったり却下してたりしてたある日、マルコ@永久(に)就職活動中の女のもとに某大学准教授ポジションへの面接のお知らせが届きます。

「うおお〜これに通ったらハイカットも今シーズンのコートも買い放題じゃ!」

と絶叫すると、あめでおさんも「おかあちゃん就職祝いにワシにスチームオーブンレンジのオグシオ買って!」と興奮し、<ヘルシオ>を<オグシオ>と言いまつがえ、1号娘も「おかあちゃんハイカット!ハイカット!」と大変応援してくれました。物欲フリーの次女おKちゃん@小学校3年生のみ興奮して逆立ちをするだけで母の就職に関わるおねだりはありませんでした。

 まあそんなわけで、指定されたパワポ作って面接に臨んだりなんだりしていたわけですが、どうもダメだった模様。

「1号さん、ハイカットのおしゃれな靴、もうちょっと待って頂戴。がんばってペイのいい、ポジション、ゲットしたら、ハイカット買ってあげるからね」と言うと

「うち、大きくなったら、絶対ジョーキンで働く。子どもにほしいもの買ってあげたいから」と中間テストの勉強に取り組みながら、決意を述べる1号さんなのでした。

はう〜「ジョーキン」なんて言葉が家庭内言語として定着している様が笑えますが、浮き沈みの大きい母の後姿を見つつ、強く自らのキャリア形成の意思を固める娘に、母の甲斐性が不安定なこの暮らしも、イイコトばっかじゃないけど、悪いことばっかじゃないさ、とつぶやきながら、明日のためにそのいちそのいち、とナニゴトか謎の作業を執り行う未明のマルコでございました。


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