西方見聞録...マルコ

 

 

掟に従い、デートしました - 2011年09月07日(水)

 我が家にはあめでおの目の黒いところではクーラーを点けない、とか、週末はあめでおさんが凝ったルーでカレーを作って1週間の余った野菜をすべて煮込むとか、自分が発表しない学会は参加禁止とかよくわからないファミリールールが多数設定されているが、そのうちの一つに「あめでおさんとマルコの誕生日の近辺には双方が有給をとり、1日デートする」という掟がございます。

 多分この掟は今すんでる35年物の家を買ってローンを背負ったとき、簡単に離婚とか言わないように固めの杯みたいな感じで、不動産屋の契約帰りに二人でデートしたのが発祥だったような。「ローンは鎹」。

 そんでお互い結構忙しいので誕生日の近辺にはいつも休めなくって、10月の私の誕生日を12月に祝ってついでに子どものクリスマスプレゼントを手配する。とかしてたわけですな。で、この日なんと3月のあめでおさんのお誕生日を祝ってデートしました。あ〜6ヶ月も先送りにしたのは史上最大に心の余裕のない日々だったのだな〜。いつもは私の心に余裕がないことが多いのですが、今回はあめでおさんもなんかてんぱってたからな〜。

 この日はまず、おKさんの小学校で夏休みの作品展を見て、ちょっとあめでおさんのアンペードワーク業務に付き合い、そんで奈良に行ってえびすやのもつ鍋を食べ、興福寺に行きました。興福寺は死ぬほど行ってますが子どもを連れずにいくのは初めて?なので国宝館もダイジェスト見学ではなく説明も見学もびっちり、ゆっくり見ました。

 で、なら青丹彩というショッピングモールに入ってる赤膚焼きのお店大塩正史陶房で赤膚焼きの湯飲みを買ってあげる計画だったんですが、水曜定休なので、近鉄で郡山まで移動して小川二楽の窯元に行って1個3000円の湯飲みを買いました。

 ちなみにこの小川二楽さんのところは引っ越してきてすぐ、2003年3月11日の日記でも買い物してますな。このときは0歳のおKさん抱っこして参上してます。このとき買ったあめでおさんの湯のみが毎日毎日使い続けて、擦り切れて底に穴があくということが起こったので、今年の誕生日プレゼントも赤膚焼きの湯のみになったのでした。

 小川二楽さんの奥さんがショップで売り子やってるんですが彼女は法隆寺友の会のかただということが判明し、あめでおさんと思い切り法隆寺マニアトークを繰り広げていました。法隆寺のめがねの美青年僧は法隆寺長老、高田良信さんの養子になってマニア仲間では「婿さん」と呼ばれているとか(でも良信さんの娘、高田聖子の婿ではなく夫婦養子みたいな感じらしいです)マニア間の嘘かホントかわからんゴシップまでいっぱい仕入れちゃいました。

 今回買った湯のみが擦り切れたらまた新しいゴシップ仕入れにきたいと思います。


...



 

 

 

 

INDEX
past  will

Mail Home