西方見聞録...マルコ

 

 

姉御ジャパン振興策を勝手に考える - 2011年08月04日(木)

 さて、本日はこの前フランクフルトワールドカップで優勝した姉御ジャパンの振興策を勝手に考えてみたいと思います。

 ちなみに姉御ジャパンとはナデシコ・ジャパンって呼び名がジェンダー的にアレなので、ワタクシが勝手に考えた代替名称です。他の案として家族会議で主にあめでおさんからはスッポン・ジャパン、月の輪ジャパン、マグロ・ジャパンなどが考案されましたが、そんなアホなあめでお案をツイッタでつぶやいていたら、キレてる板友らいむさんから「オカン・ジャパン」がよろしいのではと言うご提言を賜り、そこから連想してより広い範囲の女性に適用される名称で、そんであのイレブンの雰囲気に合う呼称ということで「姉御ジャパン」を代替名称としました。そんなわけで新聞とかでナデシコの呼称を目にすると、勝手に「姉御」と脳内変換して世界を認識している最近のマルコなのでした。

 さて、最近三宮の地下鉄への階段はビュッセル神戸のポスターとINAC神戸レオネッサのポスターが右と左にみっしり張ってあり、姉御リーグの試合にはたくさんの人が詰め掛けるようになりました。このフランクフルトワールドカップ効果を持続させるためには何が必要でござりましょう。

 男子サッカーも大変なマイナースポーツ時代があったわけですが、現在はJリーグで盛り上がってマイアミの奇跡とかドーハの悲劇とかジョホールバルの歓喜とかいろいろあったり、押しも押されぬ国民的スポーツになってまいりました。その繁栄の陰には私は漫画キャプテン翼の存在が非常に大きいと思っています。

 あのキャラクターの見分けが微妙に難しい熱血漫画が、少年にそして主に腐女子と呼ばれる、しかし結構な数の女性たちにサッカーを広く浸透させ、今、その世代ががっつり中年で消費動向を握っていると言う事実は男子サッカーの盛隆に一役買ってることでございましょう。

 お、さすが、すでに姉御リーグ関係者高橋陽一に頼んで女子サッカーイメージキャラ楓ちゃんを作ってもらってたのですね。相変わらず顔の書き分けが出来ない高橋陽一さま。しかし女子サッカーは楓ちゃんよりぜひ海街ダイアリーすずちゃんにイメージキャラやってほしいものです。

 海街ダイアリーがうんと盛り上がって女子サッカー人気の永続性をもたらすようなメディアミックス的展開を期待したいところですが、まあそういう漫画じゃないですね。しみじみほのぼの漫画ですね。

 ところで姉御ジャパンの代表の7人までを輩出し、しかもマイナー時代からプロ契約で選手を守ったINAC神戸レオネッサの親会社株式会社 H&Rコーポレーションは偉かったと思います。今回の姉御ジャパンのWC優勝に重要な役割を担ったといえます。H&Rコーポレーションは神戸の在日コリアンの社長さんの興された会社とききます。私たちの社会もうとっくに多文化なメンバーがさまざまな局面からがっしり支えていると言う事実に多文化共生論とかの授業の御題で何事か語っちゃう私としてはとてもうれしく思います。イロイロ制度とか人々の意識とかが現実に追いついていない観はあるけれど。


 とりあえず今度の平常心オフははたごや(H&Rコーオペレーション経営のお店)でやろうと思いますが、いかがっすかね?参加者諸君。




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