西方見聞録...マルコ

 

 

OK!イルカたべないから - 2010年03月09日(火)

牛を食べるのもやめたらどうかな?


イルカ殺すのが残酷なら、牛だって殺したら残酷だし、きっと牛もイルカも賢さはそんなに変わらないし。1年間で殺生される個体数でいったら絶対牛の方がい多いし。牛かわいそ〜

牛の飼料用穀物が人間用の穀物に転作されれば、地球の食糧問題なんて一挙解決だから!すご〜い!是非、緊急に牛を食べるのは辞めよう!

牛を食べる習慣を辞めるんなら、マグロもおまけで食べなくてもいいかも!

どだ?


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ザ・コープ、アカデミー賞受賞

ちょっと追記
昔、若い筑紫哲也がアメリカいって反捕「鯨&イルカ」な人々とディスカッションする映像を観たことがある。多分わたしは高校生だった。
そのとき、筑紫が「あなた方が家畜を守るために狼を殺すように、魚を食べるイルカを日本の漁民は殺す。」と言ったら「家畜は財産だけど、海の魚は自然のものだ」とアメリカのヒトが反論しているのをみて、へ〜と思ったのをおぼえている。

 人間がコントロールして「生産」してる命=家畜と「自然のもの」をすごく区別して考えてる彼らの文化に素直に異文化を感じた。
「生産」している命は財産で奪ってもOKってのは人間以外の生命を管理するのを是とする価値観のもとでの話だと思う。

 昔、霞ヶ浦の漁師さんの漁具の変遷調査したとき、お盆のころ「川施餓鬼」といって、漁で奪った命に対して感謝と慰霊をささげる行事に参加させてもらったことがある。お坊さんと一緒に漁船で湖にでてお経を上げてお酒を湖に流し、湖の命にこれまでの感謝と慰霊とそしてこれからの豊漁を願うのだ。

 掲示板の方でダイヤさんが
>どの生き物なら食べてOKで、どの生き物なら食べられないというのは本当に一言では語れない問題
とコメントしてくれたけど、多分その基準ってのが文化によっていろいろ違うんだと思う。
 インドの人は神の使いの牛をわしわし食べちゃう異教徒のことを不快に思ってるかな〜でも牛食うなっていわなくてえらいな。自文化を絶対視して他者に押し付けるってことをしてないから。

 まあ、なんにせよ。文化の多様性はハンバーガー侵略の前で失われていくのが時代の流れなのかと、欧米価値観を高らかに謳いあげるアカデミー賞に思ったことでした。







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