西方見聞録...マルコ

 

 

斑鳩の春 - 2009年03月21日(土)

 春ですね〜。春と追いかけっこで論文書いてるんですけど、梅に抜かれ、木蓮に抜かれ、桜に追い抜かされそう。公式締め切りの6月まで結局走るのかな〜私的に早め終了して遊びに行きたいよ〜。

 でもまあ、子どもの保育園のない日はお休みします。この日は土筆狩りをしました。斑鳩は土筆ハンターがうろうろしているので大抵の場所は「やられたあと」です。しかし買い物帰りに家の近くの歩道橋の下のポケット空き地に土筆群生地を発見!いったん荷物を置きに家に帰り、荷物を置いておKさんとともにさっきの土筆群生地に行くと!あああ!わずか数分のタイムラグで群生地は別のハンターに「やられて」いました!恐るべし!斑鳩土筆ハンター!

 しょうがないので、いつもわりとハンターが攻めない、穴場「カミヤ公園」へ。
 


 ありました。地味ですがありました。
 その後昔住んでたマンションの脇の未舗装道路へ。ここは脇の畑が耕作中だと、朝農作業帰りのハンターにやられちゃってる場所なんですが、今年は休耕してるのでねらい目です。



 おお!ありました!入れ食いで土筆つんでると、観光客の老夫婦に「ご精が出ますね」と声をかけられます。んで、駅までの道を聞かれます。じもてぃとして正しく道筋を教示。




 結構取れました。マルコの「はかま処理」能力の限界まで取りました。この後おKさんと二人ではかま処理。おKさんさすが斑鳩ネイティブ。はかま処理上手です。




 で軽く煮てあくを取って、そんで油いためにしてしょうゆと味醂とお酒で味付けします。


 んでこの日は早めに土筆でご飯を食べた後(あ、豚肉と味噌汁とご飯も食べました)、明日(3月22日)から始まる、法隆寺のお会式(聖徳太子の命日にやる法隆寺の大祭です)の前夜祭の「お逮夜法要」に出かけます。奈良は春は『お水取り』とともにやってくるといいますが、斑鳩はかたくなに「お会式までは寒いで」とお水取り=春の到来説を拒絶しております。、、お会式って、それは春分じゃね?とは言ってはいけません。お会式が春を呼ぶのです。



はい、珍しい、ナイト法隆寺映像。



明日からのお会式のための屋台も出てます。準備OK!



で、お逮夜法要は「聖霊院」という国宝聖徳太子坐像が安置されてるところであります。南都楽所(なんとがくそ)のみなさんが春日大社から出張ってきて、雅楽を奏でます。そんでお坊さんがお経と独特の「唄(ばい)」で雅楽の音に唱和します。とっても幽玄な音色でα波でも出てるのか、数十人の参列者は舟こぐ人続出です。おKさんはちょっと寝ましたが、1号さんはこれから始まる散華争奪戦に備えて心を昂ぶらせて居ります。

 そんで、演奏というか読経終了後参列者は、聖霊院の内陣まで入れてもらってお会式のお供え物や普段未公開の国宝聖徳太子坐像を見学して、読経中僧がばら撒いた散華を拾うことができます。この散華奪い合いでけが人が出ることもあるのですが、散華拾いのプロ1号さんは今年も5枚も確保して、確保できないで悔しがってた素人の人に2枚分けてあげていました。



んで、翌日から法隆寺境内は縁日なお会式が始まるわけです。

、、、ところで「きびしく」ってなに?あ〜「くじびきか」〜。と毎年恒例のベタなギャグを口走るあめでおさんでした。


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