西方見聞録...マルコ

 

 

メイちゃんと執事遊びに見る6歳児と11歳児の発達段階に関する一考察 - 2009年02月18日(水)



はい。メイちゃんの羊、、じゃなくて執事。みてます?コレ。あんまり普通の大人は観ていませんが、女児に大人気です。月謝1億円、学園内移動は主にヘリコプターの超お嬢様学校セント・ルチア学園で、お嬢様一人に必ずイケメン執事が付き従ってお世話してくれちゃうという乙女の夢だかなんだか知らないけどものすごい設定のドラマです。お嬢様ににわかになってしまった主人公メイちゃんは朝の連ドラの西田敏行の孫をやってた瞳ちゃんですね(今回は津川雅之の孫,いつもおじいさんがビックな女優さんですね)。主人公メイちゃんに付き従うスーパー執事のリヒトさまは元仮面ライダーさんのようですな。確かに人間ぽくないイケメンです。なんせライダーなんで。

で、うちの2児はなんだか夢中で、6歳児も11歳児もビデオにとって熱心に視聴してます。うちの子は夜9時になるとタイマーついてんのかって勢いで眠るので夜9時代のドラマもビデオ録画です。でそれぞれ学校だの保育園だのでメイちゃんの執事ごっこをします。

学校ではこんな感じ
監督役、リヒトさま役、メイちゃん役の3名でやります。監督役が「よーい、、すたーと!」と掛け声をかけるとリヒトさんがメイちゃんの手首をつかんで「私にはメイ様にお仕えしたい理由があるのです!」と叫び二人熱く見詰め合う。そこで監督役が「カット!」と叫ぶ。これを3人にすべての役が回るまで、ときには2巡3巡、繰り返し演じるそうです。、、、楽しいんでしょうか、、楽しいらしいです。

保育園ではこんな感じ
皆がやりたい役をする。みるく様、ルチア様、たみちゃん、などの脇役お嬢様が人気。脇役ばかりで主役がいないので当然ストーリーに絡めず、お嬢様っぽくただ会話する。そのうちプリキュア役の子とか牛若役の子とかも出てきて何やってんだかわからなくなる。でもそれぞれ「らしい会話」を根性で続行する。、、、楽しそうですね。こっちのほうがやってみたいです。

テキストに沿うことで楽しみを見出す学校編メイちゃんの執事遊びと、テキストから逸脱することでオリジナリティを楽しむ保育園編メイちゃんの執事遊びがあるようです。あーでも保育園児おKさんにはちょっと早いんじゃないかなこの手のドラマ。1号さんも最近までこういうの見てなかったのに、お姉ちゃんがいると俗世に早く染まりやすいです。そしてその俗世の色を保育園で撒き散らしてしまうとは、まったく申し訳ないことです。





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