西方見聞録...マルコ

 

 

大型獣の饗宴 - 2008年10月04日(土)

 えーっと娘1号さん@小5の運動会の話です。

 保育園運動会で年長さんは主役を演じます。かなりいろんなことが出来て、ゴールテープもったり運動会の運営にも関与して大活躍ですが、小学校に入るといきなりカーストの最下位に落とされ「赤ちゃん扱い」に愕然としたものです。

 でも、泣かずに演技できるか、決められた動きが出来るか?がポイントな保育園運動会と知力体力根気とかいろんな要素を文字通りぶつけ合って戦う小学校運動会はなんかちがうのですわ。中学校の運動会とかってきっとさらに別次元なんだろうけど、もう親は行かないのかな?わが町は平日にやるそうです。

 で、小型獣が戯れるおKさんの保育園運動会とか大型獣が覇を競う1号さんの小学校高学年の運動会をここんところ週末ごとに参観してたわけです。
 思い返せば小学校1年で初めて小学校運動会に参加した時、プログラム1番が5年生の徒競走で、その肉体のご立派な発達度に「高学年ってすごいな〜、ここまで大きくするのは保護者の方はさぞやお大変だったことでしょう〜」と仮想走馬灯まわして勝手にうるうるしちゃってたんですが実際自分の子どもが小5になって見ると、うちの子は体重だけだと保育園でも通用しそうなのであんまり迫力はありませんでした。

 しかし軽いので走るのは早い。今回は代表リレーは補欠だったので、運動会冒頭の徒競走でだけ走りました。1〜3位が団子になって走ってて、その集団にいたんですが内側から強引に抜かそうとしたお友達と足が絡まって転倒。そんでビリまで順位下げてから立ち上がって走り出して2人抜かして4位でゴールしました。なんか肉弾戦プラス心理戦って感じで競馬見てるみたいにわくわくしました。

 最後に5年生と6年生でソーラン節を激しく踊るのですがなぜ海のない奈良でソーラン節?と思ってたら、斑鳩音頭というのが途中挿入されました。その中で組み体操が演じられて法隆寺の5重の塔と法起寺・法輪寺の3重の塔を表現する大小3つのピラミッドが作られそれ以外の子どもは龍田川の流れを表現する波の役でした。1号さんは波になってゆらゆら揺れてました。で最後もう一度ソーラン節で卒業生も保護者も乱入して激しく踊ってフィナーレでした。
 なかなかおもしろかったです。子どももそれなりに楽しいでしょうが、親としても旬の時期って感じで大事に楽しみたいものです。


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