西方見聞録...マルコ

 

 

お返し弾装填 - 2008年06月23日(月)



 春のリーグの野菜やり取りが始まっている。筍がごんごんご近所間でやりとりされた後、しばらくおちついていたが晩期春野菜のやり取りの季節である。お隣からきゅうりをもらって、Aちゃんままからソラマメをもらって、組内の去年の班長さんからはイチゴをもらった。隣の隣のおうちからはトマトとその家の大学生のお姉ちゃんが着られなくなった服と靴と水着を大量に1号にもらった。ありがたや、ありがたや。

 しかし相変わらず我が家には打ち返す「お返し」がない。(ちなみに農作物も洋服のお古も向こう様にとって「いらんもの」をいただくので、そんなにお返しに敏感になる必要は本来ない。しかし!我が家の場合「次」も欲しい、つまり関係を切りたくないのでお返しを考えるわけである。まあご近所パワーバランスの中で生きることを選択しているわけですな)ことしはあめでおさんが在所の伊賀上野で大量に漬物を購入してあったのでそれをなんとなくつつんで「在所から送ってきました」(嘘、ホントは買ったの)といってわたそうか?と考えていたら、このまえ斑鳩の料理研究家(嘘)ノロさんに「梅ジャム」の作り方を突発的にご伝授いただいた。これだ〜!うちには梅の木が3本あって、どれもそろそろ色づいちゃって収穫しないと虫がついてやばい感じだった。去年は大量に梅酒を作ったんだけどマルコがたった一人で消費するためまだ残っている。それに皆で梅を収穫しても、その成果をおかあちゃんが1人で飲むんでは子ども達も不満が高まるというもの。そこで今年は梅を大量に煮込んで梅ジャムを作った。

 作り方はノロさん伝によると
水につける(あく抜き) 一回煮る(あく抜き) そんで砂糖といっしょにもう一回鍋の水変えて煮る。出来上がり。だという。簡単。

 ちなみにネットで調べると。
水につける。そのあと皮むいて種とって痛んだところとって、砂糖といっしょに煮込む。って感じ。基本いっしょですね。やっぱり簡単。

 私は師匠の言うとおりやって種だけあとでとりました。皮もいっしょに煮ちゃってジャムにしちゃったけど味も大丈夫だし、別におなか壊したりもなかった。

 で、でっかい瓶(我が家用)と小瓶(お返し用)4瓶をつくって、小瓶と伊賀の漬物のセットにしてお返し弾を打ち返す。こういう、お金のかかってない、でももらってうれしいもののやりとりが基本なんだよね。野菜もらったからって買ったお菓子を返すのはイケナイのだ。その辺の機微が難しい。ジャムも漬物も大変喜ばれたので秋リーグまで枕を高くして眠れる。秋はどうするかな〜。来年は庭をもっと大々的に耕作して半農半勤への道を歩みだすべきかな〜?といろいろ楽しく悩んでいる。



...



 

 

 

 

INDEX
past  will

Mail Home