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子育て修羅道フェーズ1の完結を告げるドヴォルザークの「新世界」(前) - 2008年04月29日(火) さて、この「みどりの日」、え?昭和の日?あ、そうなのね。とにかくこの火曜日だってのにお休みの日、我が家は午後2時から斑鳩ホールにて挙行される「奈良女子大のオケのスプリングコンサート」というのに行きました。チケット譲ってくれた板友トモタローさんありがとう〜、ぱふぱふぱふ。 前日(28日)が12回目の結婚記念日だったんで、まあたまにはかあちゃんの希望も聞くかってことで家族4名打ち揃って出かけました。クラッシックのコンサートですよ。大丈夫か?怪獣おKさん?おKさんどころか我が家ではマルコ以外、1号さんもあめでおさんもクラッシックコンサート初体験です。1号さんはここ に日記記述もある「ファミリーコンサート」に行ったことがあると主張するんですが、まあ、アレはクラッシック演目ゼロでしたからね。 で、マルコもクラッシック教養満ち溢れてるってわけではなくて、基本、私にとってのクラッシックコンサートってのは「おつきあい」で聴きに行くものでした。子どものころは近所になんだか有名な声楽家の人がいてその人のリサイタルの券をエルザさんがPTA人脈だか町内会人脈でもらったので聞きに行ったり、これまた近所の私がピアノを習ってた総合音楽教室「ソルフェージスクール」の定期発表会で午前中、子どもの私らはお気楽に歌を歌ったり、ピアノを弾いたりして、午後、先生方や音大受験組の本気度の高いお姉さんやお兄さんやおっさんやおばさんの弦楽4重奏とか、オケ演奏を聞くなんて機会はありました。でもいずれもプログラムと演奏時間をにらめっこしながら「早く終わらないかな〜」と思っていたものでした。 大学生になってからはこれまた専攻の友人がなんだけオケ団員が多くて、付き合いで定期演奏会聴きに行ったりは毎年してました。これは行ったらいったで、そろそろ結構楽しかったです。客演で土浦市の市民オケで「展覧会の絵」を演るから券を買え、といわれて、券買って、土浦まで聴きに行ったこともありました。それにしても展覧会の絵はトランペット奏者に作曲家はなんか恨みがあるのか?って感じの曲だな〜と思ったりしながら。それから大学オケ定演終了後の翌朝、鳥取で民俗(族)学実習が始まるなんてときは、オケ団員の専攻の友人、3名ほどを楽屋口から車に飛び乗らせて、そのまま常磐道、東名、名阪、山陽道の各高速道路乗り継いで実習の集合地(鳥取)まで夜を徹して愛車のおんぼろサニーをぶっ飛ばしたこととかもありました。 まあそういうのが私とクラッシックの付き合いの思い出ですな。インド伝統楽器のシタール演奏とか、グルジアの民族舞踊と楽器演奏とか芸能山城組が招聘したバリ舞踊ティルタサリの演奏なんてのもやっぱり関係している友人知人の仲介で観る機会もあったし、西洋音楽に関わらず、やっぱり付き合いでいろいろ聴きに行ってました@青春時代。 マルコが最後にクラッシックの演奏会に行ったのは、1号さんがおなかの中にいて、臨月の結構末期、マルコが高校非常勤講師(世界史)を勤めていた頃の同僚の音楽の先生が出る音大の同窓生のグループ演奏会にやっぱり付き合いで聴きに行ったのでした。一緒に行った生物の非常勤講師だったアベちゃんはマルコがいつ産気づくかまじで怖かったそうです。でも、付き合いだけど、やっぱりなんだかうきうきして、ちょっとだけおしゃれして、コンサート会場に参上し、それぞれの演者のその曲に賭ける情熱だの、なんだのを受け止めながら、次はいつクラッシックのコンサートにいけるのかしらん、と思ったことでした。 そして臨月だった1号さんはお生まれ遊ばして、10年の月日が流れたわけです。ものすげえクラッシックファンなら、あかんぼ預けてでもクラッシックコンサートに行くんでしょうが、まあいけたらいく、行ったら楽しいレベルのマルコにとっては、クラッシックコンサートに子どもが一緒に行けるくらいに成長するまでその機会はまわってこなかったのですな。 おや?私とコンサート経験語ってたら、意外と長くなりました。後半に続く。 ...
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