あれもこれもわたしがしますから - 2006年08月30日(水) またもやチャングム系の話で申し訳ございません。 チャングムの第40話で、疫病に封鎖された村に取り残された主人公チャングム。チャングムを助けに戻った相手役のミン・ジョンホさまと二人で獅子奮迅に疫病治療にあたるという場面があります。そのなかで疫病(実は食中毒だった)に罹り気味で過労気味のチャングムに「あれもこれもわたしがやりますから、チャングムさんはやすんでいてください。」とミン・ジョンホさまがおっしゃる場面がありました。その台詞を聞いたマルコは「かー良い台詞だね。ちょいと、おとうちゃん(あめでおさんのこと)きいたかい?」なんて後方で写真整理に勤しむあめでおさんに申し上げたことがありました。 さて引っ越し騒動渦中。引越し屋サンがきてくれても基本的労働力はマルコとあめでおさんの二人なわけですよ。なんとか敵の労働力を自分がいましている仕事に投入しようかとお互いに敵の動向をぎりぎり伺いつつ黙々と働きます。 そんで「ちょっと10分だけここ手伝って」とか「1瞬でいいからこの配線抑えてて」とか相手労働力の収奪を謀りながら作業をします。そういう「お願い」をたくさんされたほうは「お願い」が続いているほうに向かって「あれもこれもわたしがしますから、チャングムさんは休んでてください」という台詞をぶつけます。 ドラマの中でチョンホさまは満面の笑みと労りをこめて言ってた台詞なんですが、うちらの場合はほっぺたぴくぴく引きつらせながらプチ切れそうになってはき捨てるようにいうのがポイントです。言われたほうもドラマのチャングムは「そんな!いいです。」といいながら幸せそうに微笑むんですが、現実では「あ、そう、じゃ、よろしくー」と言い捨ててお茶のみに台所に消えるのもポイントです。あ−無事に引越しが終わってよかったな−(特に夫婦仲が)。 ...
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