論点はそこではない。 - 2005年08月15日(月) さて降って湧いたような話だが、選挙である。 コイズミくんは郵政造反議員の選挙区に刺客候補を送り込んだり、織田信長を気取ってみたり、相変わらずポピュリズムっぽい煽動がとってもうまい。世論は律儀に(というかまんまと)郵政をクローズアップしているよう。 でも今本当の緊急課題はそっちじゃないと思う。 コイズミ君が靖国に行かんかったり、自民党のホームページからジェンダーフリーバッシングのページへのリンクをはずしたりして郵政以外の論点を巧みにぼかそうとしているけど、いまここにある危機は反ジェンダーのバックラッシュであり、腐奏者(仮名)の教科書採択であり、総じて偏狭なナショナリズムの高まりだと思う。 (ところで靖国参拝20万人ってどういうことよ?コイズミ君本人が行かなくても、あの行く行かないの騒ぎはこれだけの宣伝効果があったのね。まったくおめでとうございます。) もし私が杉並区民だったら、どうしただろう。教育難民という選択肢がかなり現実化するような気がする。(ところで我が家の関西移住はイシハラ君の某大学解体と密接に関連しているのだけど、私たちってイシハラ難民だったのか〜!) 杉並区民、大田原町民は教育難民化することもできるけど、まず腐奏者(仮名)教科書を選択肢の少ない養護学校に採択させたという東京のやり方には本当に気分が悪い。 とにかく声を大にしてNoといいたい今日この頃せっかくの選挙ですので、幸い選挙権がある私は大声でNoといいたいと思います。でもYesを大声でたくせる代替案がいまいちってのはほんとつらいっす。って研究室の後ろの席のアルゼンチン人の友達に言ったら、「そんなん世界的現象です。第2政党がしっかりしてたらとっくに政権交代してますわ。」って笑われた。そ、そうか。そうだね。 ところで都議会でこういう選挙参考サイトが作られたのですが、いま、全国的にそれをやろうという動きがあっるようです。反ジェンダーの動きに対抗するメーリングリストで情報交換がされていますのでもし興味がある方は反ジェンダーの動きに対抗するメーリングリストへの参加の仕方をお教えしますのでDMください。 ところで件のMLで紹介されてたページ↓ 結構参考になりますな。頭にhをつけてごらんください。直接リンクはるとなんか怖そうなので。 ttp://www.nipponkaigi.org/reidai01/Activities(J)/meibo.htm ...
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