つぶやく、のたうつ - 2005年07月30日(土) ドラマなんかでちょっとシリアスなシーンや感動を要求するシーンになると、我が家の長女の1号さんは「んか〜辛気臭い。やめてや〜」とのたうちまわる。結構ライト目のシリアスシーンでも照れてしまい、そういう反応をお示しになるので「そんな事で実際の人生のシリアスと対峙できるのか」とちょっくら心配にもなる。おKさんのほうはわかっているのかいないのか、シリアスシーンが好きでじ〜っとみている。 ある日台所にいるとテレビもついてないのに居間で1号さんが「んが〜辛気臭い〜」と絶叫している。何事かと思って居間に行ってみると、もだえる1号さんの脇におKさんが立って「<させない。ママこずえにバレーさせないよ。><ママが一番私を応援してくれたじゃない。>」とアタックナンバーワンのそれほどでもないシリアスシーンの台詞をおKさんがその回らぬ口で歌うようにつぶやいているのだ。 アタックナンバーワンは前回のシーズンに放映されたドラマで午後9時放映開始だったので、9時に寝てしまう娘たちがビデオで録画して、1回視聴した後も、二人で繰り返し繰り返し見て、1号さんはそのたびに律儀にシリアスシーンで照れてのたうっていたらしい。それを脇で見ていたおKさんは姉が強い反応を示す場面の台詞をどうやら覚えてしまったようなのだ。さすが「世間虚仮、唯仏是真」とか意味のわからぬ言葉でも暗記してしまう人間録音機なだけはある。 さてつぶやく3歳児とのたうつ7歳児をどうしたもんかな?と少し思案し、まあいいかと、ほおって置いて台所仕事に戻った。なんか2人ではまって遊んでいるんだろうなと思って。3歳児のつぶやきはそんなに長くは続かないけど、エンドレスで再生し、そのたび7歳児はのたうつらしい。律儀な人だな〜1号さんって。 ...
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