西方見聞録...マルコ

 

 

熱闘!土筆ハンターたちの午後 - 2005年03月27日(日)

みなさ〜ん、「斑鳩・土筆にょきにょきの法則」を発見しました〜!
それは、それは「土筆ハンターにやられてないところには土筆が生えてる」ってことです。
さて、この日は斑鳩ジモティのAちゃんにご同行いただいて、わがファミリーメンバーと合計5名で土筆狩りに参りました。前夜、Aちゃんをお預かりする段取りをAちゃんままと打ち合わせをしているときすでに
Aまま「あんなあ、今土筆はOX農園の裏のあたりがいいって話やけど,子連れで土筆狩りは危ないで〜。きいつけてや〜」

と警告をいただき、はて?子連れで土筆がりが危ないとは、こはいかに?
と、頭の中で疑問符が飛びかいましたが、現場に行って納得でございました。

晴れた日曜の午後、法輪寺の付近のOX農園から法隆寺の裏手の溜池の上のほうを5人で放浪した結果、私たちが眼にしたのはでかいスーパーのビニール袋に土筆を満載させた斑鳩ジモティの土筆ハンターたちの群れでした。

そうなのです。これまで私たちが土筆を探していた町中の田んぼや畑のあぜなんて朝の農作業がえりのおっちゃんおばちゃんらに採りつくされた後の狩場だったのです。

今の時期、土筆を大量ゲットしようと思えばかなり町から外れた場所か急峻な斜面を駆け下りながら土筆を探さねばならなかったのです。そして私たちは目撃しました。ものすごい急峻な斜面をマシラのようにすべりおりながらすばやく土筆をGETしていく老女(80歳以上)の姿を。

アプローチの良い場所はすでに他の土筆ハンターが狩り尽くしているのです。それでは山の中にいたずらに入れば良いかと言うと日当たりが悪くなると土筆は生えてません。やっぱ狙うは足場の悪いベテランハンターたちの盲点となるような場所なんですが新参者でさらに2歳児連れの私たちにはあんまり良いポイントは探せませんでした。

それでも数10分のうちに数人のジモティ土筆ハンターが通りすぎた後の田んぼの畔で狩り残しの土筆を数本うれしそうに狩り,持参したスーパーのビニール袋に入れました。当然ビニール袋はスカスカです。他の土筆ハンターの満載のビニール袋と比べるとお恥ずかしい限りなんですが、まあ、しかたありません。

帰宅してとってきた土筆の袴を取ってあらって、油いためをしているとAちゃんのままがAちゃんを迎えに来てくれました。Aちゃんままの実家は町内にあり、Aちゃんままのさらに母上(Aちゃんの母方祖母)がやっぱり今日は土筆狩りに行ってきたということでビニール袋に満載の土筆をおすそわけしてくれました。

斑鳩ジモティの底力の前に、ひれ伏すしかないマルコでありました。





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