西方見聞録...マルコ

 

 

勝ち犬が勝ち誇る - 2005年02月19日(土)

 前日の日記で誤読があったのでちょっと補足。

 しーちゃんが「女ネタ」をはじめたきっかけは不特定多数の社会からの圧力に対する批判からではなくてMLで「オニババネタ」を流してきた特定の子持ちの女医さんの勝ち犬のおごり的「感じ悪さ」への批判からでしたな。

 えーっと人にある生き方を押し付けたり、他人の生き方を否定する人というのは多分他者を否定することでしか自分を肯定できない人なんだと思います。本当に自分の生き方を肯定できてたら、他者にいちゃもんつける必要は無いと思うんですわ。

 まあ完全に自分を肯定できる人ってのはけっこうマレですが。

 とにかく他人の生き方に難癖つけてる人がいたら、「あ〜貴方不幸なのね」ととりあえず哀れんであげればいいのでは。

 私も自分の生き方に対する肯定感に満ち満ちているわけでないのでときどき他人の生き方にいちゃもんつけちゃうこともありますが、恥ずかしいので気をつけたいと思います。

 あと既婚者が未婚者に無責任に「結婚のススメ」とか「子作りのススメ」をしちゃうのは単に勝ち犬が勝ち誇ってんじゃなくて、多数派工作的側面もあるかも。東京のTFR(特殊合計出生率)が0.99になったとかでついに子持ちは社会のマイノリティに落ちようとしているわけですわ。全国ではまだかろうじでマジョリティだけど。けっこう瀬戸際なわけですな。そういうあせりから、子どもをもった人向けの政策をスムーズに手に入れるためにも多数派工作が必要性を感いちゃうことがあるんですが。多数派工作、逆効果ですわね。


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