西方見聞録...マルコ

 

 

愛と疑惑のクリスマス - 2004年12月25日(土)

 さて24日晩、1号さんは家族のモノどもに「もう、みんな早く寝て、おとうちゃんはいつまでも写真の整理してないの!おかあちゃんは何インターネットしてるの!」と号令をかけ、午後9時には家族全員に就寝するように申し渡します。「だってみんなが起きてたら、サンタさんが来にくいじゃん」だそうです。なるほど。

 そして布団に入り枕もとに「友達いっぱいノート」を広げ、マルコにメモ帳を渡し、「サンタさんへここにサインしてください」と英文で書かせます。

 そして朝、首尾よくプレゼントと友達いっぱいノートへのサンタさんからの挨拶(フィンランド語*協力Papillonご夫妻)を受け取り、ご満悦な1号さんでした。そして1日プレゼントの「小枝ちゃんと木のおうち」で遊んでた1号ですが、夕食後、マルコがネットしていると、背後からやってきて

「ねえおかあちゃん、科学大好き土曜塾の質問コーナーで質問してほしいことがあるの」

と申します。科学大好き土曜塾とはNHK教育でやってる番組で子どもがかんじた不思議を質問で送ると科学的に解明してくれる「君もガリレオ」というコーナーが1号のお気に入りです。

その質問フォームを呼び出し「で、1号ちゃん何を聞きたいの?」ときくと、

「サンタは本当にいるの?ってきいて」
と、のたまうではありませんか。

質問フォームのまえに、マルコ数秒固まります。サンタの実在を演じるためのあんな苦労やこんな苦労は全て茶番だったのでしょうか??

 そして、その質問は科学で解明してもらえる質問なのでしょうか??

「1号ちゃんはサンタさんについてどう思うの?」

と訊いてみます。

「うーん。いると思うけど不思議なことだと思うの。」
 
 そりゃそーだ。疑いは科学への第一歩ですわ。少し悩んだ後、こっちのページをぐーぐる君で呼び出し、読んで聞かせます。

「いみわかる?」

ときくと

「サンタは絶対いるって事がわかった」

とのこと。

「そうだね〜。また来年読んでみようか。このページ。今とは違ってかんじるかもしれないからね。」

 来年、私たちはどんな風にこの日を迎えるのでしょう。朝に全力でサンタを演じ、夜に真実を語る日がそう遠くなく、やってきそうです。


...



 

 

 

 

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