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発熱小猿観察日記 - 2004年12月11日(土) 夫@あめでおさん発病に関して掲示板の方に暖かいお励ましのお書き込みありがとうございました〜。ぱふぱふ。 さてかの方、8日の水曜の夜に40℃の高熱を発せられてから金曜夜までず〜っと40℃付近をキープなさり「大人なのにこんな高熱を出すとは勢いのいい人だな〜」と感心してみていました(子どもは40度とかあっさり記録するけど大人ってなかなか体温が上がらないんだよね)。 この高熱期間は基本的に部屋のすみっちょで寝ているだけだし、ご飯も喉を通らないのでプリンとかゼリーとか適当に買ってきて冷蔵庫に補給しとけば熱さましで1時的に熱が下がった時に食べているようで、比較的周囲の人間は楽でした。1度だけかいがいしくおかゆを作ってやったら「ごはんの硬さが好みじゃない」と却下され、40℃発熱中のご本人がぶるぶる震えながらおかゆを作って食べていました。うーんあっぱれ。その食へのこだわりぶり。 そんでこの比較的おとなしかった高熱期も終わり、本日土曜は朝から37℃台に熱も下がったんですが、何度も熱さましで熱を下げ、また熱が上昇する時にぶるぶる震えたのが原因か全身が筋肉痛でしかも腕から指先までと足が麻痺してしまったとかで、なんかマリオネットのような人になってしまいました。 「風と雲と虹と」で平将門(加藤剛)が高熱を出した後、脚気になって落馬して全軍の士気が落ちゃうシーンがあったけどそんな感じ。 こうなるとちょっと介助が大変です。一人で起きられないし寝られないので、なんつうか老人介護の実習みたいな感じの1日でした。とにかく握力が全然戻らないのでさじより重いものがもてないとか深窓の令息のようなことを言ってます。 そんでちょっと考えたんですが、「フェミニスト養成ギブス」の日記で共働きで家事参加しない夫なんて離婚だ!教育だ!と威勢良く叫んだんですが、例えば夫が(この場合妻でもいいけど)心身の不調があって、家事参加できない場合は全然気分的にOKなのが、結構新鮮。現象的には一人元気な配偶者の肩にすべての責任がのしかかってくると言うのは一緒なんですが、でも「離婚だ!」とは思わずにとりあえず窮地のパートナーに手をさしのべる風に心が動きます。(長期化するとまた違う心の動きがあるのかな?) やっぱ「GNPを生まない仕事(家事)は女の仕事!」とアプリオリに思ってる人との共同生活の中で行う家事労働と「苦労をかけてすまないねえ、ごほごほ。」というパートナーとの間でやりとりされる家事労働では性質が異なるのか?前者が傅く家事ならば、後者は施す家事なのか? 現象的には同じなのに傅くのはNGで、施すのはOKってのは面白いなあと思いました。人間とはつくづく(形だけでも)相手より有利に立つのが快感なのでしょうか? まあ家事をめぐるパートナーとの立ち位置的な有利不利には「愛」の問題も密接に絡みついてるんですが、ここではその問題は触れません。係数が異常に複雑になるので。 ...
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