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突然ですが、未来少年コナン - 2004年11月11日(木) 皆さんご存知ですか?現在、毎週木曜午後7時半、NHK教育放送で未来少年コナンが再放送されております。ってこれは全国的な現象なんざましょうか? 未来少年コナン、ご存知ジブリ爆発前夜の宮崎的アニメのプロトタイプと言うべき秀作でございます。うちの兄嫁が結婚式で小学校時代の恩師に「将来結婚したい理想の男性は『未来少年コナン』と文集につづっだ」と言う逸話が曝露されていました。その話を親族席で「わかる、わかるぞ、ねえちゃん」と呟きながら聞いたマルコにとっても「未来少年コナン」は心のコイビト、不朽の名作なのであります。 1号さんもジブリの絵本シリーズや映画に編集されたバージョンのコナンは見たことあたんですが、いずれも数々の名場面が端寄られており、やっぱあの中身がぎゅっと詰まったお話は全26話しっかりテレビの前で正座してみる必要があると以前から感じていたので、今回の再放送は大変喜ばしいです。 それにしても超磁力兵器が使われた世界大戦は2008年に起こってたのですね。アレクサンダー・ケイの「残された人々」を原作に未来少年コナンが制作された時代は冷戦の真っ只中の1978年。30年後には世界が終わってるって感じはとってもリアルでしたな。そして現実に26年経った今もやっぱり未来が薔薇色になってる確信なんて誰ももてない時代で、さらに事態は混迷しているようにも思います。 モンスリーが初回で「大戦が起こったとき私たちは子どもだったのよ。世界をこんなにしちゃったのはあんたたち大人じゃない!」と、おじいに向かって喝を入れますが、1978年当時確かに責任のない子どもだった私たちは、今ばっちり責任世代になってますな、すまないねえ>モンスリー。そうか宮崎駿はおじいと同世代になる予定の子どもたちに向けてあの話を作ってたんだな。 ところでコナンの声が『どらえもん』のび太で、ダイスの声が『サザエさん』の波平で、モンスリーの声が『ハイジ』のクララという物凄いラインナップにも感動します。のび太と波平はまだ続けてます。 本日が第2回でした。来週は第3回です。みんな見よう。見て、ふがいない大人になってしまったことをモンスリーにお詫びしよう。 ...
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