西方見聞録...マルコ

 

 

彼岸会 - 2004年09月23日(木)

 非常に久しぶりですが法隆寺の年中行事を探るシリーズ、行ってみたいと思います。

 さて秋のよく晴れた休日。本日10時より法隆寺律学院にて「彼岸会」が催される模様です。引っ越してきた直後から大学院入学するまでの空白の6ヶ月間、割とよく法隆寺の年中行事の観察に通ってたんですが、ここのところ今ひとつ予定が合わなくて法隆寺年中行事チェックを怠っておりました。

 まあ10年計画くらいで全ての行事制覇したいと思います。

 それで朝9時45分までに掃除だの洗濯だの様々な朝のデューティをあめでおさんと手分けして終わらせ、法隆寺へGO!という状態になったとき、1号さんが「いや〜いかない〜。お家にいたい〜」とごねられました。おりしもTVでは、アニメ「名探偵ポワロとミス・マープル」がやっていて1号さんは熱視聴状態。

 法隆寺へデジカメひっつかんで駆けつけたい、マルコ&あめでお。なんだかよくわからないけどマルコの行くところならどこでもついていきたいおKさん、そして家でねっ転がってアニメ見てたい1号さん。4人の欲望がぶつかりどうなったか!


、、、あめでおさんが1号さんとおうちに残られ、後の3人が自らの欲望のおもむくままに行動いたしました。許せ、あめでお、人柱。

 そんなわけで今日は10時ちょっとすぎにマルコとおKさんと2人でチャリチャリっと法隆寺にまいりました。まずは法隆寺山内にある律学院の門の外から激写。すでに美しい声明が雅に聞こえてまいります。この門は平時はしっかり閉ざされております。

 


 門の中に入って、法要に参加している人を激写。ワタクシもさすがに2歳児連れでしたので遠慮してお庭から中をうかがうのみ。下駄と靴から判断して11人のお坊さんと7人の一般人と1人の寺男さんが堂内にいらっしゃる模様。




 堂内に入れないので、律学院の庭の石仏群なんかを撮影してみます。
いつもは入れないエリアですのでね。




 さて終わった。まずは高田良信長老が出ていらっしゃいます。お珍しい麦藁帽子姿に儀式のカジュアルさが伺えますな。




 そんで高僧3名が雑談しながら門を出ていかれます。




 一般参拝者7名もわらわらとでていらっしゃいます。2名は観光客のようでした。3名はガイドボランティアの方々でした。1名は謎ですがもう一人はどうもプレス関係者でしたな。




 そんで中堅+新米の働き盛りのお坊さんらが出てこられます。みんなでお供物を分担して持って。お供物を入れてるのが近所の町民の台所スーパーマンダイのビニールなところも泣かせます。




 そしてみんな出て行っちゃって、寺男さんが門の鍵を閉めているところにプレスさん(朝日新聞の腕章をしていた)はなおも質問しており
「私はわからないから社務所でお坊さんの話を聞いてきな。」といわれていました。

 マルコは単にそのへんで子どもをあそばせている主婦の振りして(事実そのとおりなんだけど)ときどき後ろ手に隠し持ったデジカメで上記写真をとったりしてました。立派な坊主ストーカーだな〜。





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