情けは人のためならず - 2004年07月16日(金) 序 今年の3月のことでございます。そのころマルコは優雅に所属先の研究科の集中講義なんか出てたんですが、その朝、バスが大学正門のバス停に到達して、何人もの学生乗客が降りようとしていました。その中で同じ集中講義に出ている女性が小銭がなくってバス代が払えなくって困っていらっしゃいました。 マルコは「同じ講義に出ている方ですよね、払っときますから、講義の時に返してください。」と200円のバス代を立て替えて差し上げました。黒髪の美しいエキゾチックなお顔立ちの方でした。 本論 さて、現在はその4ヵ月後、マルコはD論に向けて生意気にも在日外国人コミュニティやら、在日外国人教育支援NPOやらでフィールドワークなんかをしています。本日は大物中の大物支援活動家のおっちゃんと面会することが出来て、インタビューしていました。おっちゃんは「あなたのご興味のあるプロジェクトの担当は私の妻です。妻を呼びましょう。ちなみに妻はあなたと同じ大学で研究もしてるんですよ。」とおっしゃって奥様をお呼びになりました。現われた黒髪の美しいエキゾチックな奥様はあの朝、バス代が払えなくって困っていた方でした。 お互い顔を見合わせて 「あ、あの時のバス代の!」 と叫びあう私たち。 その後調査が異様にスムースに進んだことを付記しておきます。 情けは人のためならず。 ちいさな親切、大事です。これからは疲れていても、電車の席をまめに譲ることにしようと思います。どんなご恩返しが待ってるか世の中わかったもんじゃありません。 ...
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