西方見聞録...マルコ

 

 

旧友の近況 - 2004年06月15日(火)

 仕事関連のネット検索をしていて、突然古い友人の消息が明らかになる。東京で同じ立場でバイトしていた彼は現在某政治家の政策秘書でこの前の衆院選には本人自ら出馬し、そしてダメだったらしい。

 真っ直ぐで純情な彼が政治の世界で苦労してないかちょっと心配しながら、ハンサムで長身だし「ビジュアル的に向いてるかも〜」とも思う。まあなにより哲学のある人だったので彼なりの哲学の実践の場が在るといいね、と素直に思う。

 しかしキャッチフレーズが「働き盛りの40歳」というのにのけぞった。彼とナゼか彼の妹ぎみと3人で高田馬場の居酒屋で飲んで夢を語った時、確か私は26歳で彼は30歳だったと思うのだが。過ぎ去った10年は私たちを随分遠い場所に押し流した。

 遠い空に向かって「がんばれ」と小さく呟いてみる大学コンピュータルームの午後。


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