西方見聞録...マルコ

 

 

私の眠る場所 - 2004年03月28日(日)

 さて伊賀上野という町に行ってきました。
 伊賀上野、御存知ですか?
 わたしゃあんまり知りません。
 伊賀忍者の産地で荒木又衛門の決闘鍵屋の辻があって松尾芭蕉の生誕地で上野城は石垣の高さでは日本一の城で織田信長の野望というゲームをやるとこのへんの土豪がいきなり強くて天下統一の夢が崩れちゃうとかまあいろいろな特徴のある土地ですがまあ「武張った城下町」というのが一番妥当な形容詞でございましょう。


 その割には結構お間抜けなポスターもありお茶目です。

 マルコはこの町へ生まれて2度目の訪問です。1度目は新婚旅行の途上よってここで婚姻届を出して、そのうえ本籍もこの町になっちゃいました。さらにはマルコ永眠予定の墓まであります。鍵屋の辻から100メートルばかり引っ込んだ田んぼの中ののどかな墓。向こうに見えるのは倒産したボーリング場。都会の喧騒の中で目玉をギラギラさせながら生きてたマルコ、ちょっと切ない永眠予定地。
 マルコ的には1代限りの無縁仏になりたいのでもっちょっと墓問題が切実なお年頃になったら、いろいろと画策するかもしれません。今は向こうの御親戚の皆さん御健在ですのであえて波風立てることもあるまいと大人な対応をしておきます。

 ここではあめでお父の兄弟の人やあめでお母の母@90代半ば老人ケアハウス暮らしの方なぞと御面会。なんか突き詰めて考えたり、言語化しちゃうと角の立ちそうな発言もいただいたような気もするのですが、まあここは片目をつぶって問題点を明確にせず流れる日々に身を任せたいと思います。きっと問題発言はお互い様ですしね。ほほ。

 町の風景。結構いい感じでしょ。







...



 

 

 

 

INDEX
past  will

Mail Home