西方見聞録...マルコ

 

 

指輪物語 - 2004年03月04日(木)

 マルコの指は大変太い。そして短い。

 ところが授乳ダイエット進行中でダウンサイジングな昨今、指が細くなってしまい、結婚指輪がすかすかに外れてしまいやすい状態になった。

 思えば今から5年前の1号さんの授乳ダイエット成功時も指輪がすかすかになり、保育園で「いってきま〜す」と元気に1号に手を振ると指輪がスっコ〜んと飛んで行ってしまい、それきり行方不明になったことがあった。先生方がさんざん探してくれたのだが見つからず、なんと2年ほど経って、保育園のベランダで子どもが遊んでいるのが発見され、「これは伝説の『1号ちゃんのママ朝の挨拶はそんなに元気にしなくても、、、』指輪では?」ということでマルコの手許に帰ってきた。

 今回も皿洗いと風呂掃除を終えて居間に帰ってどっこいしょと座ると指輪が無かった、ということで家庭で大捜査線が張られることもしょっちゅうある。そんなわけで常に指輪がどっかいかないように気を付けて過ごしていた。

 ところでマルコは水曜に大学のコンピュータールームで転んで指をかなり深く切ってしまった。そこで昨日からアンパンマンのバンドエイドを右手の薬指に撒いていて、その右薬指の束縛感になんとなく安心してしまい、指輪に神経が行き届かなかった。

 ふと気付くと無いのである。
 
 どこでなくなったかもまったく思い出せない。ゴミだしするときはかなり気を使ってゴミをまさぐったがやっぱり出てこない。これはまた2年ほど出てこないのではないか?とおもったら意外なところから出てきた。

 あめでおさんが遅くなって夕食を一人で食べていたら、ごはんの中から出てきたのだ。おそらく、お米を研いでる時に外れちゃったのだな。

 まあそういうわけで私の指輪はかなり経験値の高い指輪である。



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