大掃除の堀出し物 - 2003年10月06日(月) *************************** 拝啓 御手紙有難う。 本日は、万年筆のインクが切れたため久しぶりに筆を取りました。 君の手紙にもありましたが、勝ちて兜の緒を締めよ という言葉も色々な意味で我々の心に置いておく必要があるでしょう。 勝ちて云々という言葉は、君も「坂の上の雲」を読んで知っているでしょうが、日本海海戦後、東郷元帥が連合艦隊解散の辞に引用され、アメリカのルーズベルト大統領を感動させたという有名なものです。 ところがこの連合艦隊解散の辞にはもう一つ有名な言葉があり、それは、「砲、百発百中の一門は 百発1中の砲、百門に負けない」というものです。この言葉を信じて物量に精神力で対抗できると思った人が戦争をはじめたようですが 「百発百中云々」という言葉はそもそも間違いで、前者が後者に勝てる確率は0で後者が前者に負けない確率が100%となります。 精神力は大切でしょうがものの道理を知らないと宜しくないということも心に置いておくべきことでしょう。 私は、おそらく10月10日から11月25日の間、Wさん宅で猫のお世話をすることになると思います、またそれが決まったら連絡します。ではお元気で。 9月19日 山田あめでお **************************** なんぞという手紙の束が大掃除の結果発見されました。 あめでおさんがアフリカ滞在中の私に長半紙に毛筆でるるとしたためたお手紙なんですが1年も逢ってない(そしてあと1年逢う予定がない)恋人に書く内容とは思われん手紙で、再読してびっくらでしたわ。 上記執筆当時、あめでおさん25歳。 心置きなく、爆笑させていただきました。おまけに公開までしちゃいます。ほほ。 ...
|
|