西方見聞録...マルコ

 

 

それぞれの第1歩 - 2003年04月24日(木)

 おKさん。本日満1歳になりました。

 めでたいことです。もちろん夕食後はケーキ鍋(過去記事3月12日参照)でした。おKも生クリームに挑戦しました。その甘さ脳天直撃!って感じで目を閉じて味わう様は戦後初めてチョコレートを食べてこんなにおいしいものがあるのか!と衝撃を受けた戦後のお子さんのようでした。

 さて本日は私も心斎橋の某専門学校で初講義をさせていただきました。

 久しぶりですが専門学校では関東にいたときもNGO職員を務めながら非常勤講師をしていたので、まあ余裕です。生徒がみんな関西弁なのをのぞけば専門学校の空気は前の学校とさして変わりませんな。

 ところで講義というサービスの送り手をやっていると大学のほうで教授先生が営んでいる講義の裏側が読めます。「お、進みすぎてあんまり先生自身予習していない部分に踏み込んでしまったな。」とか「少しは学生の参加を引き出す努力をしたらどうだね?」とか「ここで質問して欲しいんだろうな」とか。

 総じて大学の先生はサービスが悪いです。専門学校の講師はもっとお客さん(学生)のニーズの充足に敏感です。敏感じゃないと生き残れないからね、学校も講師も。

 夫@大学の先生に「もっと専門学校を見習えば?」というと、「大学は真理の探究の場なので、客にばっかりおもねっていてはいかん」と重々しく応えられました。

 ふふん。独立行政法人化のそのあと、第3者評価制度が導入されて、いつまでそういうことが言ってられるかな?客にサービスしながら、臍でお湯を沸かしてその上さらに真理の1つでも解き明かしてみてはいかがか?



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