西方見聞録...マルコ

 

 

村上春樹に告ぐ - 2003年04月23日(水)

 村上春樹。理由はわからんがその文体がすき。

 このたび村上春樹が好むと思われる場所を発見した。それは子卯辺大学(仮名)人社系図書館閉架書庫の中。まさしく本の迷路。

 何故かくも使いにくい構造なのかわからないが、地上6階建ての古い洋館が3つの(旧館・新館・新新館)くっついている。
 まずコンピューターで探したい本を検索し、その本の認識番号を手に入れる。そしてどのエリアにどの認識番号の本があるか大まかに記された地図を片手に、本を探す。階段は急で、いずこも本であふれている。節電のために基本的に電気が消されている中、必要な部分の電気をつけながら本を探す。

 ありゃあ、昔ショーンコネりーがでてた中世の修道院を舞台にした映画の古い書庫のようだ。

 村上春樹の「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」的であった。彼は子卯辺出身なのに早稲田大に行って不運であった。一度見においで。ってここで書いても私の声はかの人物には届かないんだけど。




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