西方見聞録...マルコ

 

 

やっと漂流をはじめる - 2002年12月13日(金)


 この日はお久しぶりにシルバー人材センターのN婦人の御出馬を願い、私は昼前から神戸に向けて出発。

 大阪駅で神戸行きの電車のホームを探し、うろっとする。

 大阪・神戸、みんな暇を持て余していた学生のころの青春18キップで旅行して以来の地名だ。コレが私の生活圏になるとはねえ。しみじみ。

 山の上の目的地まで2時間。遠い!

 そこでちょいとわたくしの専門分野の講演会があり、どうしても聞きたかったのだ。しかしアカデミズムの人々の言い回しと言うのは独特ですな。しばらく学問から遠ざかっていたのでちょっとめまい。

 その後4時半に神戸を出発。神戸の丘の上から見えた夕焼けの瀬戸内海はオレンジにきらきら光り、行き交う船もシルエットになって本当にきれいだった。右手に四国。左手に紀伊半島が広がっている。

「来ちまったなあ、関西」と我知らずつぶやく。ほんと来ちゃったわ。
 
 その後大阪の梅田で某サイトのオフ会。働くお母さんの集まりなのだが、すごい勢いで飲み、食べ、死ぬほど笑った。私自身宴会話芸はそんなに不得手なつもりはないのだが浪速女たちの速射砲のような話術(すべての話にオチがピシピシ決まるかなり高度な話術)のまえにうまく口をはさめない。

 やるな>浪速オンナども。しかし私は負けへんで。

 私はこの夜はじめて関西に着地したのだ。




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