西方見聞録...マルコ

 

 

- 2002年11月24日(日)


 関西、もみじの名所だらけ。今月は毎週末は紅葉見物でうはうはです。

 大神神社やら法隆寺の裏山の松尾寺、百人一首にも読まれた龍田川沿いの龍田公園。奈良公園。紅葉見物のほか毎週末必ず、なぜか法隆寺に通うわたくしども。
9月末に引っ越してきて以来、これまでにすでに12回も法隆寺に行った。
 
 娘1号・2号>世界でもっとも法隆寺を拝観する5歳児と0歳児。

 南大門の中の法隆寺の五重の塔やら金堂・講堂のあたりは拝観料が1,000円
(ちなみにこの1,000円で資料館と夢殿も拝観できます。)もするため、南大門の外側のスペースをもっぱらうろうろしていたのだが、「法隆寺友の会」の存在が判明し、年会費3,000円で法隆寺内有料部分が入り放題!

 早速友の会に入るあめでおと私。おかげさまで11月に入ってから、4回も友の会パスポートで法隆寺の奥深く侵入しております。

 それから山岸涼子の日出処の天子を全巻、AMAZONで注文するわ、梅原猛の「隠された十字架」を購入するわ、夫婦で法隆寺の謎に迫る毎日を送っています。

 梅原猛によると、法隆寺って聖徳太子の怨念をおさめるための寺なんだって。
絶対外には出してはならないとされた秘仏救世観音を明治期に外国人研究者のフェノロサが無理やり外に出したり(その瞬間法隆寺の坊主は全員恐ろしさのあまり逃走したとか)その救世観音の頭の部分にでかい釘が打ち込まれて光背が支えられていたり、結構、怖い話が満載。

 法隆寺関連の年中行事も気合が入っているらしい。転居早々いきなりお間抜けな秋祭りを体験してしまったがあれは商工会が主催した物で寺は全く関与しておらず
マジに寺がやる年中行事はかなりキているらしい。
 節分に鬼が火を撒く祭りをするのだがそれで失明者が出たこともあるとか。
 失明しない程度に参加しよう!と家族で誓い合う。
 うー、楽しみ!




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