西方見聞録...マルコ

 

 

幸せの棲む町 - 2002年09月25日(水)

 朝早く、目白の実家を出て稲田堤の自宅に戻る。夫はもう起きて家の片付けをしている。そのうちに引越しセンターの皆様がやってきて、いよいよ引越しが始まる。
 
 今回は娘2号がまだ生まれて間もないということもあり、らくらくパックで荷造りから不用品の廃棄から引越し後の掃除から新居での荷解きから全部セットになっているコースを引越し業者に依頼。総額40万円かかったがいたしかたない。

 午前中女性のスタッフがてきぱきと荷造りを進め、午後男性スタッフががりがりと荷物をトラックに運ぶ。

 なかなかジェンダーな分担と思ったら、今夜徹夜で大型トラックを走らせて奈良に向かうトラックのうんちゃんは茶髪のうら若い女性であった。

 プロの引越し屋さんは本当に気持ちよいほどあっという間にわたくしどものスイートホームを只の空家にした。

 ここではじめて夫と同居生活をはじめ、(新婚1年間は北海道と東京で別居結婚でした)娘1号を産み、娘2号を産んだ。毎日の仕事を終えて、稲田堤の駅に降りると本当にほっとした。

 この町には私の幸せがものすごくたくさん詰まっていた。

 夫はお昼から単身奈良の新居へ。明日朝早くから引越しの荷受が始まるので今日中に新居の掃除をしなくてはならない。

 午後4時、何も無くなった稲田堤の自宅を後に、娘たちの待つ実家に帰る。




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