今度のSEEは隈なく全部見る時間がないので、 とりあえず脚本と俳優関連だけ拾ってみています。 特典ディスク1は最初のふたつだけ見ました。 一個目では映画と時事問題とのからみについてPJが語っています。 私の考えとは違うので、このへんが指輪物語の解釈でもずれるんだろうなあ。 二個目では、トールキンの原作と映画が違うのは何故か、ということを 脚本の三人が説明しています。 ファラミアの性格の改変と、アルウェンの役割の変化について。 ネットでの原作ファンの反対によって、アルウェンの役割が原作寄りになったと 言っていました。ファンとしてはそれで良かったと思うけれど リブがたまたまそういうページを読んで涙が出たと言うのを見て それはかわいそうだったかも、と初めて思いました。 行動的なアルウェンだったら、リブは適役だったかもしれない。 ファラミアについては、指輪の魔力を示すために弱さを描いたという話。 人間的なファラミアという描き方でもいい思うけれど、 セオリーどおりの映画の文法を守る必要もなかったんじゃないかなと 思ったりしました。
特典ディスク2のカメラが捕らえた中つ国というのが なかなか盛りだくさんでおもしろかった。 ショーン・ビーンとデビッド・ウェンハムがコメントしている部分がありました。 ヴィゴ関連のエピソードてんこもり。ブレゴだの、頭突きだの、ヒルおじさんとの悪ふざけだの。 それにもまして、出演者が楽しんで一生懸命なことがわかって 簡単に悪口を言ったらいけないなあと、思ってしまうんでした。
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