昨日からファラミアについて書こうと思っていたら、 かなりつっこんんだファラミア像についての文章を読んでしまって つかみかけていたイメージがふっとんでしまった・・・・ うーん、うーん。でもすごくおもしろかったです。
MOVIE TALK-TTT(ファラミアについて) 加藤ミチさん http://longstrides.hippy.jp/contents/moviettt2.html
以下は私の感想。 原作のファラミアから離れてみると、映画のファラミアもとても魅力的だ。 私も、彼のほとんど表情の変わらない演技を不思議に思った。 でも、吹き替えでみていて彼が目でいろいろな演技をしていることに気がついた。 デビット・ウェナム(ウェンハム?)はいつもはどんな演技をしているんだろう。 『ダスト』を見てごらん、と友達にいわれているんだけれど、彼を見るのはTTTが初めて。 『ムーラン・ルージュ』に出ていたっけ?どれが彼か覚えていない。 押さえて押さえて、それでもほんの少し動く目線でなにかを語っている。 彼は何を語っているのか?何を考えているのか? フロドへの共感・・・というところまでは、まだ私の理解は及ばない。 映画のファラミアは、初登場のフードの陰からちらりとみえるカットから印象的だ。 優しい物憂げな顔立ちで、冷たく暗いものも同時に表現している。 ショーン演じるボロミアと、いろんな意味で正反対で、しかも同じ血が流れていると 言われても違和感がない。このキャスティングは控え目に言っても素晴らしい! 四回見ても、演出の意図がまだよくわからないのだが、 深い深い意味があったほうが、見るほうとしては楽しい。 ゴンドールの兵士達が、どいつもこいつも人相が悪いのはなぜ? 演出の意図がわかるのはROTKまで待たなければいけないかしら。
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