湾岸戦争でイラクに潜入し人質になったイギリスの特殊部隊SASの隊員の 手記をもとに作られた映画。実話にもとづいているので、過度の演出を排し 淡々と過酷な任務と、捕虜としての待遇のすさまじさを描いています。
痛いのは苦手なので、早送りして見ました。 潜伏中のところを現地の子供に見られて通報されたため、 戦闘状態になり、イラクの兵士を100人殺し100人負傷させ 捕まった隊員が4人。死亡が三人。国外に逃れたものが一人。 8人の特殊部隊のうち生還できたのは5人でした。 その数の対比をどう考えればいいのか? どちらが被害者でどちらが加害者なのか? 映画として見たときに、事実をどう評価するか、作品としてどう評価するのか。
見ていて思ったのは、戦争なんか真っ平ということばかりでした。 娯楽色の強い戦争映画より、この映画はドキュメンタリーに近いにしても 実際の戦争はもっと悲惨でしょうから。 流れる血は本物だし、痛みは誰にもわからない。 殺される方にも殺す方にも故郷に大事な家族がいる。 それでも戦争は無くならない。
ショーン・ビーンはとてもハンサムです。金髪がとても素敵です。 顎のあたりのしっかりしたところが、ショーンらしいところかな? タフなのに、甘いところもあるのが、いいんですよね。
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