わはは、またしてもレイトショーで見てきました。来年の『二つの塔』予告付き。 今回は、ひたすらガンダルフの顔のシワを鑑賞してきました。 なんだかだんだん本筋を離れた見方になってきてますな。 ガンダルフに違和感を感じたと以前書きましたけれど、もうそんなことは言いません。 くるくると表情が変わって、お茶目だったり、悲しそうだったり、威厳があったり。 私、このおじさん好きだわ。 サルマンも、クリストファー・リーの声はいいなあと、 塔の上で呪文を唱えるサルマンに見惚れてしまいました。
三回目にして、やっとボロミアの話と、アラゴルンの話が ストーリーの要になっているということがはっきりわかりました。 ボロミアは人間的な弱さに負けて、アラゴルンはご先祖の弱さに勝った。 裂け谷でのふたりの出会いから、周到に伏線がはってありました。 「・・・then you did what I could not・・・」 だからボロミアのこのセリフは「恥ずかしい」なんて訳しちゃだめなのよね。 「それではあなたは、私のできなかったことをした。」と、ボロミアがアラゴルンを認めて 「my brother, my captain, my king」と続くわけですね。 うーん。ボロミアとアラゴルンも好きだ。ヴィゴの目って、少しあぶないところがいいわね。
次回作の予告編はネットでダウンロードしたものより、画面が鮮明で 木のひげとゴラムの姿がちらっと映りました。 アラゴルンに切りかかっている金髪の女の子はエオウィン姫だろうか。 この子はけっこうかわいかった。 ファラミアはちゃんとボロミアに似ているわ。 セオデン王はやっぱり渋いおじさんでした。 白い人がむちゃくちゃかっこよかったです。 ひょっとすると、この映画のストーリーの柱は アラゴルンの王としての物語かもしれません。 ちょっと気になるナレーションが入っていたので。
あとは小ネタですが、ブリー村で村人演じるPJを発見。 踊る子馬亭に4人が入る直前にちらっと映ります。 アラン・リーはどういう顔をしているか知らないのでわからなかった。 石化したトロルがいるという噂ですが、それも未確認。 メリーとピピンはなんとなく区別がつくようになりました。
ホビットたちは本当の危機に出会うと、最後の最後に ものすごく勇敢になるのですが、そのへんもしっかり描かれていて 今後の彼らの活躍が楽しみになりました。
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