2005年10月17日(月)
ハイハイハイハイ、ものごっつお久しぶりですよっ
これはもはや放置プレイっつーより単なる敵前逃亡ってな面持ちで
はっ べ、別に日記書く事=敵ってなわけじゃ無いんですけどねっ
つーか今現在 ウトウト状態のちびを小脇に抱えて左手1本でキーボード叩いてますが何か。
あああああっ 出産光景のナマナマシイ記録を入念に記載したいんだけど出来るのかオレ。
あうあう 掲示板やメールのレス等、全くお返事してなくてスミマセヌ、
何かこのまま永久凍土なイキオイでスルーしちゃいそうな気がするけどどうなの。
で。上の文章書いてから1時間半経ちましたよコンチクショー。
オレの腕の中で唐突に爆睡状態に入りやがったちびをそうっと布団の上に置くも
置いた瞬間にお約束のようにギャン泣きされ、乳攻撃で黙らせ寝入らせ
これでいいだろと布団に置いた瞬間にまたしてもギャン泣き。オレが泣きてぇ。
つーかPC起動する前にフガフガ甘えるちびを横目に洗濯物を干してみたり
5日ほど放置してあった本命のワイシャツやTシャツにアイロンをかけてみたり
フガフガ甘え攻撃を放置出来なくなった段階で場所をちびの側に移して
布おむつをワシワシ畳んでみたりと けっこう様々なプチ放置を繰り返してみたのですが
やはりちびの健やかな眠りには抱っこand乳攻撃以上に効くものは無いらしく
それはそれで母としての喜びが情熱∽無限大状態で襲い掛かって来やがりまして
それはそれでまぁ嬉しいのですがやっぱしどっかで疲れちゃうぜベイベー。
でも、それでもこの丸くてふくふくでぷにぷにな物体がこの手元にあるっつーだけで
本気で神様とかにお礼言いたくなっちゃうくらいセンチメンタルジャーニーなオレなの、アハン☆
しかし面白かったぜ出産!うむ、こないだの日記でほとんど書いた気がするけどさっ
世間で言われてるほど痛くなかったっつーか全く怖い事なんざ無ぇっつーか
アレですよ、出産の痛みって股間が10cmに開く痛さ=表面的な痛みかと思ってたけど
ちゃうのですね、つーか少なくともオレには【段階を重ねた超激生理痛・途中休息付き】
そのような感じにしか思えなくて、つまり痛みレヴェルは最終的には生理痛より激しいけれども
お腹の内側から来る痛み、しかも数十秒経てば引く痛みなので何とか持ちこたえられるかな、と。
はっ で、でもねっ 産み落とす寸前の10分か15分くらい前から表面的なヤツも来たのっ
それはマジでチョロリと痛かったかもっ てゆーか現在進行形で進むのが出産なので
痛みは受け止めるものでは無く通り過ぎるものってな雰囲気だったから別に良かったんだけどさっ!
『あっ (イキみの波が)来ます、来ます、行きますねっ(深呼吸と共にイキむ) ふぬぬっ!』
『そうそうそうそう!上手よーー!赤ちゃんの頭が見えてるからね、髪の毛フサフサよ!』
『あっ そうですかっ 良かったぁ!(何がだ?)・・・あ、イキみが引きました』
『うんうん、あと何回かで産まれるからねっ すごーーく上手よー!』
『あのー次(のイキみ)が来るまで死んどきますからオレ』
『うんうん、陣痛が無い時は力抜くの、ぐみさん本当に上手だわー』
もうね、何度も言うようですけど誉められて伸びるタイプだからオレ!が、がんがるよっ!
『あ、来ました、行きます、ふんぬーーっ!・・・って あいたたたたたイテテテテテ!』
『うん、もちょっと!頑張れ!上手よっ!思いっきり力入れて!』
『イヤイヤイヤ痛い痛い痛いマジ痛ぇマジイテマジイテマジイテマジでマジでっっ!』
『うーん、今一番大きいところで引っかかってるからね!頑張って!』
『ぐはぁぁ 引っかかってんですかっ?(この時股間の内側ががピリピリ突っ張りまくってた)
んっ 頑張る!頑張るっ!頑張ります!ふんぬーっ!ふんぬーっ!はぁはぁはぁ』
ちなみにオレの場合、イキみの波が1分から2分ごとに来てまして
1回のイキみの波で実際にイキめるのは2回か3回、それが過ぎると
ぐったりと死んだように空中を見つめながら次のイキみを待っておりました。
つーかイキみ=陣痛が無い間って本当に痛く無ぇんだよ、腹の重みはあるんだけど
あっ オレ、出産してる真っ最中でも胎動を感じてたなぁ、普通は大人しくなるらしいんだが。
そんなにウゴウゴ動いてた割にはちびの旋回、あ ちびってグルリと回りながら出てくるんですが
その旋回が半回転ほど少なかったらしい。つーかだから途中で引っかかってたのか
それは今となっては聞く事も出来ねぇ謎なんだけど 頭サイズは標準だったしまぁいいか。
もうこれ以上イキめない、つーかこれ以上どこにどう力を入れろと?
そのように2度ほど思ったあたりだったでしょうか、オレの動向を見守ってくれてた助産師さんが
オレの股間付近でえいえいっと両腕を添えて何かやってるなぁと思った瞬間
ものすごくでっかいウンチョスが出たかのような熱い爽快感と共に
うちの可愛い可愛いちびが引きずり出されて参りましたよっ や、やったよ母さん!
『産まれましたよっ 赤ちゃん真っ赤!酸素が十分届いてたからやね、お母さん!』
『あ、ホントですかー 良かったぁぁぁぁあああ はふぅぅぅぅぅ やっと出たぁぁ』
産まれたてのちびは真っ赤で両手をがっちりグーにしてえぐえぐと泣いていて
本当にフッサフサの髪の毛とものごっつ立派な眉毛を確認した瞬間
おおおおお 希望通り顔は本命に似てる気がする!でもって指が長いっぽ!爪が縦長だ!これはオレだ!
やほほーーい 何だか横目で見る分には似て欲しいところがド真中だぜベイベ!
そのような事を思いながらニヤニヤしちゃって怪しい分娩台の上のオレ。
感動して涙ぐんだりとかするのかしらんとか思ったのですが そゆ事は全く無く。
つーか一大イヴェントを無事通過した事ばっかり嬉しかったような気がするなぁ、
『あ、うちのちび 胎脂(産まれたてのちびに付いてるアブラ)が全然付いてねぇ
そーいや桜沢エリカの漫画で 月満ちて生まれた子は胎脂が無いとか描いてあったな』
とか ものごっつくだらねぇ事を思い出しながら それでもやっぱしニヤニヤが止まらなかったりして。
裸んぼのちびを横たわったまま抱っこしたら熱くてずっしり重かった。
今思うと産まれたばっかのちびって今より全然軽いんだけれども
それでもその重みと体温が、間違いなくこの世に誕生したんだなとか
そのような当たり前の事をひしひしと感じさせてくれてじんわりした。
すげぇ。オレなんかがヒト一人誕生させちゃったじゃねぇか。
すげぇ。世の中ってすげぇ。生き物ってすげぇなヲイ。
で、産み終わった後にも『えぇぇぇぇ?こんなん誰も教えてくれなかったよ!』的な事が
チョロチョロと出てくるのでありますが 長くなってるのでまた次の機会に書く気満々。
てゆーか次の日記はいつ書けるのかしらんオレ。明日書いてたら笑うぞオレ。
とりあえず 肖像権保護の為に顔ボカシまくりのちびオールヌードでも、どぞ。

生後一ヶ月でも恥じらいはあるの。ティンコはガツリと隠します。
|
|
|