2004年11月10日(水)
いつの間にやらばばぁがICUから出てたよ こばにゃっ!(*´∀`)
思う以上にフツーなばばぁの顔を見てたら何だかめっさ安心してしまい、
つーかアゴ部分に残る青アザが痛々しくはあるのですが
はぁぁぁあ うん、とりあえず神妙な面持ちでばばぁの手ぇ握っちゃったりして
これがよくあるドラマとかだったらくっせぇシーンだよなぁとか思いつつも
それでも危篤状態から脱したばばぁを見れて嬉しい、マジで嬉しい。
そんな感じで3週間ぶりの里帰りです。
か、帰りすぎとか言ってんじゃねぇっつの、
ウザいくらいに本命とは仲良しだから安心してっ☆
でもって妹ちゃんから聞いた話なのですが
一時期ばばぁは自分の名前がわからなかったり
ママ上の事を「これは姪っこよ」とか言ったり
チョロリと周囲に不安を抱かせるような事を多々仰ってたらしく
それでもママ上の地道な質問攻撃で 少しずつ脳味噌の焦点が合ってきて
でもやっぱり時々不可解な台詞をママ上や妹ちゃんに投げかけたりもするようで。
「ばぁちゃん、オレ誰かわかる?オレの名前わかる?」
「ぐみ。」
「おー わかっちょるやん」
「それくらいわからんでどうするか」
「そうやねぇ これくらいわからんかったら困るわねぇ」
そんな感じで和気藹々と始まったばばぁ見舞いの最中に
昨日は誰が見舞いに来た?言うてみ?的な質問をしてみたところ
ボソリと「ばぁちゃん」と言いかけまして 「は?」と問い返すと
「うーん 誰か来たかねぇ 覚えちょらんねぇ 駄目やねぇ」などと
まぁ高齢者の病室でよく見られる風景を繰り広げてみたりしてたのですが。
ちなみに、ばばぁにとってのばぁちゃんは
ばばぁの実の母親(=オレのひいばあちゃん)の事だったり。
ばばぁがICUから一般病棟に移った時あたりに
いつものようにばばぁのお見舞いに行ったママ上に
ばばぁがヘチョリと問いかけた事があったそうな。
「今日はばぁちゃんは来ちょらんとか?」
「は?ばぁちゃん?どこのばぁちゃんよ?」
「ばぁちゃんって言うたら うちのばぁちゃんやろが」
「うちのばぁちゃんってあなた以外の誰の事よ」
「ばぁちゃんって言ったら ひぃばぁちゃんやろが!」
あれれー ひぃばぁちゃんが一度来たっぽいデスね
その日の見舞いはママ上と妹ちゃんだけだったから
だから自分の母親であるひぃばぁちゃんの所在が気になったようですね
おーー 人の心配が出来るようになっただけでも素敵な事よ、って
あのぅ ひぃばぁちゃんは20年前にお亡くなりになってますけど。
不思議体験 キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
ばばぁってば それ以降も何度かひぃばぁちゃんの事を聞いてきて
それはすなわちひぃばぁちゃんの存在を気にしてるって事で
あうあうあうあう ずっとばばぁの面倒を見てるママ上曰く
「多分 どっかでひぃばぁちゃんに会ったちゃろうねぇ」
って ああん おっかなびっくりっつーか何つーか。
あれかな、ひぃばぁちゃんに会ってもおかしくない状況ではあったんだけど
いわゆる「向こうの世界」の手前で追い返されたんかな、そーゆー事かな。
オレね、今日ね ばばぁのお見舞いに行く前にね
理容室に行って 挙式用の背中剃りしてもらったの、
オレね ばばぁが回復しつつあるから無事に挙式を迎えられそうなの
ばばぁにもしもの事があったら 今頃こんな事出来なかったっつの
ひぃばぁちゃん、ばばぁを追い返してくれてありがとう。
とりあえず 明日も見舞いに行ってきます。
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