2002年09月25日(水)
とりあえず単刀直入に書きますが
ヤマダとはヤッてねぇっつーの。
別に こないだのぶっちぎられはオレの早合点だったのねん、と
リベンジ精神も新たに待ち合わせ場所に向かったのに
今度こそ本当に正真正銘のぶっちぎられ大作戦をカマされたとか
飲んでる最中にヤマダが無礼な事を言って乱闘になったとか
もしくは気になっていた胃の痛みが頂点に達し、
挨拶もそこそこにぼくがオウチに舞い戻ったとか
そーゆーのは一切無いので念の為。
とうとうオレもヤキがまわったか。
いやぁ 正直言って予想以上に楽しかったっすよ?
ヤマダは饒舌ですが自分勝手トークではなく
メニューから料理から全てぼくに先を譲り
『仕事の話になるとつい熱くなるとよねぇ』
とか何とか言いながら 真面目な大人の顔をして見せ
レジに向かう寸前に こそりと耳元で
『ここはオレにカッコつけさせてね』
なぁんて言いながらスマートに支払いを済ませる紳士ップリ。
参った。久々にまともな男子とデートしたぞぃ。
つーかオレの今までの男子観に多大な間違いがあるのですが。
『オレ、思い出したけど 1回ぐみちゃんと会ってるよ』
『( ̄△ ̄;)エッ・・? ウソ、どこで?カズ君とこじゃなく?』
『うん、前に友達と飲んでた店やっちゃけどさ
夜中に酔っ払ったオネエチャンが入って来たと思ったら
飲み屋の男の子にバーボン1本注文して
そこのお兄さんもどうぞぉ!って豪快に言って
オレにバーボン飲ましてくれたの、アレぐみちゃんやわ』
とユー しょっぱなの会話が行われた段階で
オレ様の チョロリとおしとやかに見せよう大作戦も
哀れ 海の藻屑と消え去りまちた。
つーかそれ、まさにオレそのまんまやんけ。
シックなバーでマスターを交えて会話して
東京に行く、っつってもほんの一月やし
10月末にこの店であるイヴェントに一緒に来よう、などと
ごくごく普通にお誘いをいただけるアタリ
よっしゃ、今夜は新規お持ち帰り確定だぞぃッ♪と
ぼくの触手は怪しくうごめいていたのでありまつが
そのシックなバーを出た段階で状況はにわかに流転を見せまちた。
だってヤマダったら ヤマダのくせに
今夜は真っ直ぐ帰れとか言うんだもの。くぅ。
『オレ、今日はムチャクチャ楽しかった!
仕事柄 喋るのは嫌いじゃないっちゃけど
ぐみちゃんとはマジでもっと色々話せそうやっちゃわ』
『σ( ̄▽ ̄) も!だからもちょっと一緒に居たいっちゃけど♪』
『ウン、オレ 今すっげえそうしたいっちゃけど!
でも飲んだイキオイで寝るとかイヤやとよ。』
『そりって 今ワタシはいいカンジで追っ払われてんのか?』
『違う違うって!もちょっと自信持ってよぅ!』
『だってそうやない?一緒に居たいって言ってんのによぅ』
ドッチが男なんだかよぅ!オリャ(ノ-o-)ノ ┫
そう思いつつもぼくちん 街中でぐずぐずしてたらば
ヤマダの野郎 自分の胸をどんと叩きながら言いました。
『オレ 今ここにぐみちゃんがどんどん溜まってるのがわかるもん』
ある意味スゲエぞ
その台詞( ̄▽ ̄;)
『今度は普通にうちの近所でメシ食おう。
会社帰りに電話して そのまま車ごとこっちおいでよ』
『イヤやわッ!だって会社帰りとか 酷いカッコやし!』
『いいよいいよ、全然かまわない。
髪ひっつめてようがスッピンだろうが眼鏡かけてようが
そのままの格好で来ればいいわぁ。
オレ全然気にせん。
もっと喋りたい事イッパイある!』
エンジョイスポーツプレイヤーのこのオレ様が
言いくるめられてチューすらせずに
ただ手を繋いでタクシー乗り場まで送られて帰るなんて
嗚呼 なんちゅーテイタラク。
カッチョ悪いぞ、今日のオレ!とか
汚れた大人の考え方でタクシーに揺られながら
でもぼくの中でヤマダのポイントがかなり上がる。
オレ、言いくるめられただけかッ?
明け方苦しくて目が覚めた。
じわりと体を包む空気は
胸を押し潰す圧迫感と共に
時折鈍い痛みを放つ。
苦しいなぁ。
苦しいぞぃ。
ハイ、急性胃炎ですよ(トホホ)
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