2002年07月24日(水)
御近所で夏祭りが催されてるらしく
仕事帰りの帰り道に連なる提灯と子供達の群れ。
ちいちゃい子の浴衣の金魚帯が可愛らしいかった。
ぼくもあの金魚帯締めて 夏祭りへとお出かけしたモンだ。
登校班で毎朝会ってる人達なのに
時間が夜で 衣装が浴衣ってなだけで
何かが違う気がして とんでもなくワクワクしてた。
きっと 今日のこのちび連中も同じ気持ちだろう。
この時間になっても まだ太鼓の音がする。
ママ上と二人、
カキ氷を買いに出かけた。
ブルーハワイが100円だってよヲイ。
聞こえてた太鼓の音は 演出のテープ音で
それでも子供達は はしゃいで浴衣を着崩している。
『ママ、見てよ スゴイお月様、でっかいねぇ』
『満月は昨日やった気がするけど。月が赤いねぇ』
『スゴイねぇ、怖いくらいやねぇ』
『ホント、絵になりすぎて怖いくらい』
お祭りと満月は似合いすぎて寂しくなる。
心細いからと言って 母親と手を繋ぐ歳でもないぼく。
でも何となくママ上と手を繋ぎたかったぼくは
親離れしてねぇ情けねぇオトナだって言われチャウのかな。
ぽわぽわの金魚帯に 今さらながらに憧れる。
妹ちゃんにはブルーハワイを、ママ上はメロンを、
それぞれカキ氷だけ買って お散歩気分で家に帰る。
歩いて1分の夏祭り。
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