オレ様日記
頑張ろう東北!



鬼の霍乱

2002年06月03日(月)


冷たい言い方かもしれないけれども
お猫様が死ぬのなんざ これが初めてではなく
病気ではなく毒物で死んだと聞かされた時にも
あぁ またかと軽く受け止めて
一日ヘコめばまた 元通りの一日。




そうなるはずだと思っていたのにぼくは
まるで前日に太陽を浴び過ぎた子供のように
一日中体が熱いままで 火照りはいつまでも冷めぬまま
会社のパソに向かって仕事をしてるハズなのに
気づくと鼻水を垂らしている。
ぐずぐずと赤い目のまま一日が終わる。




お猫様の出産に立ち会えるなんて思ってもいなくて
一緒にうーん、って頑張った時の事とか
ちいさいカタマリがころんと出て来たあの一瞬とか
乳に喰らいつくちび猫ー'Sのちいちゃな肉球を
ぺろぺろと一心不乱に舐めてるゆきさんを
まるで新妻を見つめる夫のような心持ちで見つめてた事とか。




お涙頂戴系は好きではない。
まるで ぼくばかりがお猫様を可愛がってるかのように
ぼくとゆきさんとちび猫ー'Sの事ばかり書いてたけれど
本当にゆきさん達を親身に世話してたのは妹ちゃんだ。
ぼくに 当事者の顔して泣く権利はない。




それでも いつもよりソワソワと
何かを探して鳴き声を上げるちび猫ー'Sを
抱き上げて よしよし、と撫でてあげる感情に
これっぽっちも嘘偽りはなくて
でも何だかやりきれなくて情けない。




ごみんなさい、今日までヘタレ。







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